体感必須! オトコのイベント

視覚以外で物を「見る」!? 90分間のスゴイ体験

2010.02.26 FRI


「まっくらやみのソーシャルエンターテイメント」とうたっている通り、楽しませる工夫が随所に施されている。常設展示を目指した長期開催をはじめてから一周年を迎える3月20日から22日までの3日間は、時間を約60分に短縮した「おためしバージョン “Lite”」を開催。料金も抑えているので、まずはちょっと試してみたいという人にはコチラがお勧め
夜でも明るい都会において、暗闇の中を歩き回る体験はめったにできないだろう。特に、自分の手のひらさえ見えない、どれだけ時間が経っても暗さに目が慣れることのない状況は、普段の生活ではまずありえないことだ。

今回、そんな「完全な闇」の中で様々な体験をするイベント『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』に参加した。最大8名がひとつのユニットとなり闇の中へと誘われるのだが、白い杖1本を渡されただけでは足がすくみ、最初の一歩すらためらうほど。そこで、イベントのスタッフである視覚障がい者がアテンドとして参加者を導いてくれる。

互いに声をかけあい暗闇を進むうちに、「あ、床が土に変わった」「広いところに出た」などと周囲の変化に気がつく。普段なら気にならないほどの段差にも敏感になり、「気を付けて」と他の参加者に自然と注意をうながしていた。

参加する前は暗闇や「見えない」ということに恐怖を抱いていたが、視覚を遮られることによりその他の感覚が自然と研ぎ澄まされて、多くの情報を得られることがわかった。「これはなんだろう」と思いながら触れた物の正体に気づく瞬間には、軽い感動さえ覚える。こうした感覚や意識の変化が心地良く、最後には怖かったはずの暗闇にもっといたい、外へ出るのが惜しいとまで思うように。

参加者によって感じることはきっと異なるだろう。百聞は「一見」にしかずの衝撃をぜひ体験して欲しい。
(松本優子/クレッシェント)

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト