今週のじっくり腰をすえるゲー

絶妙な難易度設定で誰でも楽しめる和風ビジュアルアクションRPG

2010.03.05 FRI


「修羅」モードでさえ十分に難しいというのに、さらに「死狂」モードという、昔のアクションゲームよろしく敵の攻撃を一発食らえば死んでしまうモードまであるのも驚きだ(さすがにこのモードは筆者もクリアできなかった…) (C)2009 Marvelous Entertainment Inc.
Wiiのアクションゲームといえば、昨年末に発売された『New スーパーマリオブラザーズ Wii』が人気だが、そろそろWiiで別のゲームがやりたいなぁ…と思ってはいませんか? しかし、マリオと同じかそれ以上にハマれるアクションゲームが、果たしてWiiにあるのか!? それがあるんです! そう、この『朧村正』という至高のアクションRPGが!

まず注目してほしいのは、純和風の世界観。徳川綱吉の時代を舞台に、呪われた刀をめぐる2人の主人公の戦い…なんていう物語設定もさることながら、緻密に描きこまれたキャラクターや背景など、細部まで和風テイストで美しく表現されているのが素晴らしい。

もちろん、ゲームの真髄であるアクション部分も最高である。相手を斬る、敵の攻撃をはじく、ジャンプして斬る…といった様々なアクションが簡単操作で実現できるため、キャラを動かしているだけで気持ちいいゲームに仕上がっているのだ。革新的な要素こそないものの、高いレベルでバランスのとれたアクション性が本作のキモとなっている。

そして、このゲームの魅力を高めているのが、プレイヤーのニーズに応じた難易度設定の妙である。プレイの爽快さを重視した「無双」モードは簡単で、ライトユーザーでも気持ちよく楽しめる。逆に「修羅」モードは、まさに地獄の修羅も泣いて逃げ出すほどの難易度。かくいう筆者も「ちょっと敵が強くなるだけだろ?」と高をくくっていたのだが、その甘い考えはプレイ数分で簡単に砕かれてしまった。敵の能力だけでなく思考ルーチンまで変わるため、常に頭を使ったテクニカルなプレイが要求されるのだ。コアユーザーを自負する猛者は、ぜひ「修羅」で腕試しをしていただきたい。

なお、本作は『みんなのおすすめセレクション』で発売されているので、リーズナブルな価格で入手できる。ぜひこの機会に購入して、妖怪変化・武者・忍者たちをぶった斬る旅に出かけよう!
(鈴木利宗)

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト