今週は“肩の力を抜ける映画”

海の青さは、身も心も癒やす!?

2010.03.05 FRI


(c)BBC Worldwide 2003
寒いわストレスフルだわ、肩こりがひどくなるばかりの毎日。そんなガッチガチにこった肩に参った人は、部屋を暗くして海洋ドキュメンタリー映画『ディープ・ブルー』を観るといい。

この作品は現在劇場公開中の『オーシャンズ』と同じく、世界中の海をめぐるドキュメンタリーだが、実はこちらの方がパイオニア。制作された03年当時、初めて撮影に成功した映像の数々を映し出す。7年間にわたり、世界200カ所以上のロケを敢行し、総撮影時間は7000時間超。浅瀬から深海まで、さまざまな環境に生きる海洋生物たちの生態をとらえている。

シャチがアシカの子を捕らえるシーンなど、なかには目をおおいたくなるシーンもあるのだが、どんなシーンもあくまで第三者的な視点。こういう自然ドキュメンタリーに人間の意見は必要ないし、ひたすらに大海原の現実を追求しているところに好感が持てる。

メリハリある構成なので内容的にも楽しめるし、BGVとして流しておくだけでもヨシ。再生ボタンを押した瞬間に、目の前に広がる真っ青な画面と摩訶不思議な発光生物や深海魚の数々……まるで自分が潜水艇に乗って、深海を旅しているかのような気分にさせられ、あまりの色彩美に思わずため息がもれてしまうほど。91分見終わったときには、体からすっと力が抜けていくを感じられるはずだ。
(よしひろまさみち)

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