旬な人インタビュー

怒髪天

2010.03.04 THU

premiereR25


どはつてん 左から、坂詰克彦(ドラム)、清水泰而(ベース)、増子直純(ボーカル)、上原子友康(ギター)。1984年結成。活動は今年で26年目。最近ではTVCM「辛そうで辛くない少し辛いラー油」にボーカルの増子が出演。他のメンバーもそれぞれCMに関わった。ライブは4月17日の日比谷野音が即完!7月には新木場スタジオコーストが決まっている。 http://dohatsuten.jp
日々の苦渋や葛藤をテーマにした歌が
もっと必要だし、俺らはそれをやる

年明けに行われた初のホールライブ(@渋谷C・C・Lemonホール)が大成功、4月に予定されている日比谷野外大音楽堂でのライブも即日完売を記録。さらに宮藤官九郎、スガシカオなど数多くのアーティストから強い支持を得るなど、“2010年、もっともブレイクが期待されるロックバンド”として注目を集めている怒髪天。じつは彼ら、平均年齢40オーバー、結成26年目を迎えたロックバンド。「遅咲きにもほどがある!」とツッコミたくなるが、本人たちはまったく意に介さない。

上原子「耐えて、がまんしてやってたわけじゃないから。楽しくやってるうちに、25年経っちゃっただけで」

清水「でも、最近は手を貸してくれる人が増えたね。みんな優しくなった(笑)」

坂詰「これからも健康第一で頑張ります!」

“JAPANESE R&E”なる独自のジャンルを掲げる怒髪天の音楽。その魅力は、ボーカル・増子直純の歌にある。バンド活動を休止していた時期は包丁の実演販売などで生計を立てていたという増子が生み出す歌には、毎日の仕事で疲れ、悩み、なんとかしのいでる人たちを奮い立たせる力が込められているのだ。

増子「働き始めると、恋愛のことだけ考えてるわけにはいかないでしょ。日々の苦渋や葛藤をテーマにした歌がもっと必要だし、俺らはそれをやってる。不況で具合悪いときに“君の瞳を思い出して~”みたいな歌を歌ってる場合じゃないから」

3月3日にニューアルバム『オトナマイト・ダンディー』をリリース、5月からは全国ツアーもスタート。リアルな人生経験から生まれる、男気にあふれた怒髪天のロックをぜひ、体感してみてほしい。

増子「俺らも働きながらバンドやってきて、働くことの大事さも分かっている。この不況の中で、同じようなこと感じて作ってきてるから。つまらない価値観にうんざりしているやつほど、聴いてほしいね」

・リリース情報
『オトナマイト・ダンディー』
発売/テイチクエンタテインメント
価格/2800円
「オトナはサイコー!恐れるに足らぬ!」と力強く歌う「オトナノススメ」など、疲れたR25読者の背中を優しく…というよりガツンと押してくれる増子兄ィの歌と珠玉のロックサウンドがぎゅっと凝縮されたトータル10曲!

ヒムロイサム=撮影
photography ISAMU HIMURO
森 朋之=取材・文
text TOMOYUKI MORI

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