爽快! サイダー男子部

第2回 サイダーはどうやって作られているの?

2010.03.25 THU

爽快! サイダー男子部


左上から時計回りに、ソーダサイフォン、水、専用ガスカートリッジ(別売りの場合あり)、砂糖。ソーダサイフォンは専用ガスカートリッジと併せて1万5000円~1万8000円ぐらいで手に入ります

自宅でも簡単に作れる? 自作サイダーを飲んでみた!



準備するのは水、砂糖、そして秘密兵器・ソーダサイフォン! クエン酸と食用重曹(炭酸水素ナトリウム)をまぜて炭酸を生み出すこともできますが、今回はより安全性を考えてこちらにしました。ソーダサイフォンとは液体に炭酸を注入するマシーン。カクテルに使う炭酸水を作るためのものですが、砂糖水を入れればサイダーも作れてしまうというわけ。百貨店やホームセンターで手に入ります。では、早速作ってみましょう!

1 まず400ccの水に砂糖35gを完全に溶けるまでかきまぜます。時間にしておよそ2~3分、入念にかきまぜてください。

2 できた砂糖水をソーダサイフォンに入れて、ソーダカートリッジ(別売りの場合あり)を装着。すると、すぐに「プシュー!」という音がして、「ブクブク」と炭酸が入っていく音がしはじめます。

3 ガスが入る「ブクブク」という音が終わったら、炭酸ガスと水がよくまざるように数回上下にふります。

と、これだけで終了! 簡単でしょ? 砂糖じゃなくてガムシロップを使ってもOK。 おいしく飲むポイントとしては、ソーダサイフォンに入れる前に水を冷蔵庫でよく冷やしておくこと。またレモン汁や果汁エッセンスを少々足すと、香りが出ていい感じです。
簡単にサイダーのできあがり! ソーダサイフォンによっては水でしか利用できないものもあるので、事前に取扱説明書などで確認をしましょう
さて、肝心のお味ですが…あれ? サイダーのようなさっぱり感・爽快感がない! 方法は間違ってないはずなんだけどなぁ…。やっぱり本家の味には遠く及びませんでした。まぁ、そりゃそうですよね。

とはいえ、シュワシュワとした炭酸飲料が自宅で作れるというのは、ちょっとした感動があります。ぜひ一度試してみてください! 味が失敗しても、そこはご愛敬ということで(笑)。
三ツ矢サイダーのもととなる水は、砂、活性炭、陽イオン、陰イオン、精密ろ過、マイクロフィルターろ過など多段階に渡ってろ過される

爽やかな飲み心地の秘密は? サイダー工場を見学してみた!



家でサイダーを作ってはみたものの、う~ん、やっぱり本物の味にはかないません。いったい何が違うのでしょうか? その理由を知るべく、アサヒ飲料の明石工場を訪れました。

この工場では「三ツ矢サイダー」をはじめ、アサヒ飲料のコーヒー、お茶、スポーツドリンクなどほぼすべての製品が製造されています。案内してくれたのは小南さん。三ツ矢サイダーのおいしさの秘密はいったいどこにあるの?

「私たちがサイダー作りでこだわっているポイントは3つ。キレイな水、爽やかな甘み、そして爽快感のある炭酸です。まず水についてお話しさせていただきますと、不純物を取り除くために、砂、活性炭、イオン、マイクロフィルターなど多段階にわたってろ過しているんですよ」(小南さん)

サイダーが持つピュアな味わいは、キレイな水からきているんですね。では、あの爽やかな甘みはどのようにして作られているのでしょう?
ろ過された水に糖液、酸味料、香料などが調合され、味が調節される
「砂糖、糖液、香料、酸味料などを調合して作っています。最高品質の素材を使用し、バランスよくブレンドすることが大切で、日夜研究に励んでいます。砂糖はグラニュー糖を、糖液は果糖とぶどう糖を主成分とした甘味料を使用し、香料は果実などから集めて自然な味わいを出しています。そして酸味料にはクエン酸を使用しているほか、「三ツ矢サイダー オールゼロ」や3月23日新発売の「レモンはじける三ツ矢サイダーゼロ」では、リンゴ酸を使い、爽快でキレのある後味を実現しています」(同)

安全な品質と親しみやすい甘みは、材料の質と“天然”へのこだわりからきているということか! では最後に、炭酸はどのようにして入れているの?

「サイダーの特徴でもあるシュワシュワとした泡は、 炭酸ガスを溶かしてできるものです。 炭酸ガスを溶かすには、水の温度をおよそ4℃まで冷やし、圧力をかけます。その方が、気体が液体に溶けやすいんですね。三ツ矢サイダーの場合、水の体積の2~4倍くらいの炭酸ガスを溶かします。また、あまり知られてはいないのですが、炭酸ガスには殺菌作用もあるんです。三ツ矢サイダーは99.9%という純度の高い炭酸ガスを使っているので、加熱せずに品質の安全を保つことができるんですね」(同)

ん~、さすが本物のサイダー。ここまで味と品質にこだわって作られていたとは…、そりゃ長年多くの人に愛され続けるはずです。 再び部長の西田です。
なるほど。三ツ矢サイダーってこうやって作られていたんですね。
私も、ますますサイダーに興味が
シュワシュワと湧いてきました!

で、私も自分で作ってみたのですが、
あまりおいしくできませんでした…。
やっぱり本物の方がおいしいですね。

でも、そのおいしさの裏に研究と素材へのこだわりが
あったなんて知りませんでしたね。
予約すれば一般の方でも工場を見学できるので、
みなさん行ってみてはいかがでしょう?

サイダー男子部でも大人の社会科見学企画として
メンバーに提案してみたいと思います!

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