ボーナスの“価値”を存分に夢想しよう!

ときに俺のボーナスって 「何両」なのかしら??

2007.12.03 MON



(c) ART SPACE/orion/amanaimages
「俺がもらったこの金額にいったいどれほどの 価値 があるのだろうか?」

支給額の多寡を問わず、ボーナスをもらう人ならば、誰でも一度は、こんな疑問を抱いたことがあるはず。もちろん、具体的に欲しいものがあれば、たとえば「せいぜい欲しかったワゴン車の頭金程度ってとこかな?」というように、その価値をイメージできるのだが…それってちょっと世知辛いような感じもするでしょ? なにしろこのご時勢で、大いに納得いくほど“価値”あるボーナスをもらえてる人って、そうはいないでしょうからね…というわけで。

ここはひとつ、思いっきり「ご時勢」をズラし、我らがボーナスの“価値”を考えてみたい、と思う次第。ズバリ「俺のボーナス、いったい江戸時代ではどれくらいの“価値”があったのか?」。もちろん、現在の貨幣価値を直接当時と比較することは無理なので、あくまでもお遊びの領域ということをお断りした上で、のお話ですよ。

まず。平均額で30万円程度とされる、R25世代冬のボーナスで、当時の基本通貨である「小判」を手に入れてみよう。例として、比較的物価が安定していた時代に流通していた「文政小判」を入手…しようとすると、古銭店での相場はなんと1枚20万円前後!! 格安品を見つけたとしても、せいぜいボーナスでは2両をゲットするのが関の山なのだ、ショボン。ただし、これは骨董価値を含んだもの。純粋な金の分量だけで換算してみると、諸説あるが文政小判の金含有量を1両あたり約7.4g。現在(07年11月)の金価格を、1グラム約3000円として。ボーナスでは金を100g買える計算なので、この金で小判をつくれば約13両(実際には銀や銅などが混ざるのだが)が手に入るのである。ちなみに、当時の物価ならこの金でおそば(16文/1両≒4000文)が3250杯も食べれます。さぁ、君も明日から胸を張って自慢しよう…。

「俺、ボーナス13両の男なんだよね」と!これで周囲を煙に巻けますぞ。
(石井敏両)


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