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「アサヒる」騒動の裏側が3年ぶりに明かされる

2010.06.23 WED

噂のネット事件簿


石原氏の「大人のネットマナー教室」第10回は、いかにして2007年の「ネット流行語大賞」が生まれたかを詳細に解説中! ※この画像はスクリーンショットです
年末のネット上の風物詩といえば、「ネット流行語大賞」である。これは、未来検索ブラジルが主催し、ネット上で流行ったとされることばを投票で選ぶもの。2009年は「※ただしイケメンに限る」で、2008年は「あなたとは違うんです」となった。

そんなネット流行語大賞だが、第1回の2007年に選ばれたのは「アサヒる」だった。これは「捏造する」を意味することばで、朝日新聞のことを「捏造新聞」だと思う人々によって作られたことばである。その「アサヒる」が生まれるきっかけとなったひとことを発したとされるコラムニストの石原壮一郎氏が、あれから3年、菅直人新総理が誕生したことを受け、ダイヤモンドオンラインのコラムで当時を振り返っている。

そもそも「アサヒる」はどのようにして生まれたのか? きっかけは、2007年9月に安倍晋三総理(当時)が突然の辞意表明をしたことにある。これを受け、朝日新聞はコラムを掲載したが、そのなかに石原氏による「『アベしたい』ということばが流行っている」といったコメントが紹介された。

この時の状況について石原氏はダイヤモンドオンラインで「安倍首相が辞任を発表した後、私の周囲の何人かが、いきなり責任を放り出せるのなら自分もそうしたいという意味で、『私もアベしちゃおうかな』『俺だってアベしたいよ』と言っているのを耳にした。そんな流行語を一国の首相が作ってしまったのは、とても悲しいことだ」といった趣旨の発言をしたと説明。するとネット上で「そんな言葉は流行ってない」「グーグル検索をしてもそんなことばは出てこない」などの反論コメントが殺到し、石原氏のブログが大炎上したのだ。

そこから結果的には「捏造」を意味する「アサヒる」ということばが生まれ、石原氏に対しては「謝罪しろ!」の声が殺到し、さらには2007年のネット流行語大賞に選ばれる事態となった。

石原氏は当時相当ヘコんでいたようだが、当時の気持ちとしては「えー、そうですか。うーん、そうかなあ。まあいいんじゃないですかね。エヘヘ」で済ませたかったという。

また、同コラムは「大人のネットマナー教室」と名付けられているだけあって、最後は「『リアルで面と向かって言えないことは、ネットだろうが匿名だろうが言わない』というのが、大人としての当然の大前提であり、意地でも守りたいマナーではないでしょうか」と締めている。

このコラムに対し、またもや2ちゃんねるでは石原氏を叩く声が多数あった。

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