夢の“世界一周”にチャレンジ

第6回 行商しながら旅はできるか!?

2010.07.01 THU

夢の“世界一周”にチャレンジ


衣装は甚平と浴衣、シートは風呂敷、値札は筆文字と、日本らしさを前面に打ち出した店構え。おかげで、タイでは注目の的になり、行商イベントも成功を収めることができました!

与えられるだけではなく、与えるのも旅の醍醐味!



タイの水かけ祭ですっかり目の覚めた僕らは、早速、僕らの旅のコンセプトのひとつを具現化することにしました。日本グッズの行商イベントです。

舞台はタイ北部の都市、チェンマイ。狙うは現地の人も行き交うナイトマーケットです。もちろん事前に出店予約なんかしていません。飛び込み出店です。そもそも可能なのかって? 何ごともやってみないと分かりません。

まずは格好から、ということで、甚平と浴衣の衣装で日本らしさをアピール。すると、ナイトマーケットまでの道のりで、早速現地の人たちに注目されることになりました。すでに手応えありです。

ナイトマーケットの通りに着くやいなや、空いていそうなスペースで出店交渉開始。しかし、断られ続けます。一見、雑然と並んでいそうな露店にも、キチンと縄張りがあるそうなのです。お寺の境内なら出店できるかも、という情報を聞きつけ、近くのお寺で交渉すると、あっさり30バーツ(約90円)で出店場所を獲得できました。

早速、風呂敷を広げ、出店準備をしていると、みるみるうちに人だかりが! 親日家の多いタイ人にとっては、日本人が出店していること自体が興味深いようです。そのうちに、隣で出店していたタイ人のおじさんが、爪切りセットを50バーツ(約150円)でお買い上げ! いきなり出店料の元が取れてしまいました。 値段を書くために持ち込んだ書道セットで墨をすり始めると、そのパフォーマンスが、さらに人を呼びます。「これはイケる!」と感じた僕らは、「あなたの名前を漢字で書きます。そして10バーツで意味を教えます」という即興サービスも開始。商品を買ってくれた人にサービスで名前を書いてあげると、相乗効果でバンバン売れました。

タイ人の名前を漢字で書くのは、もちろん当て字です。「ケイキ」という名前の子には「景気」と書いたり、「バンク」という名前の子には「銀行」なんて書いたり…。すいません、だいぶ適当です。

結局、売り上げは1300バーツ(約3900円)! まぁ、日本円に換算すると微々たる金額ですが、こうして行商したことで、日本に対するタイ人の興味関心の度合いを、肌で感じることができました。

実際、タイでは日本食、日本文化ともに大人気です。寿司はもちろんのこと、大戸屋やCoCo壱などの日本食レストランまでもが進出しています。海外に住むならタイがいいかも、なんて思えるほどです。

その晩は、売上金を使い、ちょっと贅沢にビールで乾杯! こんな調子で旅も順調に進みますようにと願いながら、夜はふけていったのでした。 長谷川夫妻への応援メッセージや旅の裏ワザ、海外情報など、下記のボタンからご投稿ください。

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