マヨネーズの存在感が人気のヒミツ?

サラリーマン人気No.1の“定食”ははたしてどれ?

2010.07.01 THU


オトコの昼飯といえば「定食」。ご飯、おかず、汁という美しき三位一体の原型は、古く江戸時代までさかのぼる。また、定食屋チェーンの大戸屋は現在、アジア各国に38店舗を展開。大成功を収めていることからも、定食の実力がうかがい知れよう。

問題は種類が多すぎてどれを注文していいか迷うこと。最近の人気メニューは何なのか。R25世代へのアンケートで好きな定食を尋ねたところ、1位は「生姜焼き定食」(ランキング参照)。ん? 意外な伏兵じゃない? 『定食学入門』(ちくま新書)著者で、定食評論家として活躍する今柊二さんに、この結果について聞いてみると…。

「順当でしょう。生姜焼き定食は味はもちろん、野菜やポテトサラダが付くことが多いのがポイント。皆さん、無意識のうちに栄養バランスを考えているのでは。各牛丼チェーンでも不動の定番メニューですからね」

2位の唐揚げ定食、3位のとんかつ定食についてはどうですか?

「腹持ちがいいというのもありますが、1位から3位に共通して言えるのはマヨネーズの存在感。今の若い人にとっては、家庭の味を思い起こさせる味なんだと思います」

おおー、なるほど。ちなみに、今さんは全国数百軒の定食屋を訪ね歩いた“定食のプロ”だ。当然のように、美味い店の見つけ方も熟知している。

「サラリーマンや地元の人が入っていく店は信用できますね。あとは、ドアが半開きになっている店。人の出入りが激しいので、いちいち閉めている暇がないというわけです」

都内にはそんな名店が多数あるという。

「ハンバーグと麻婆豆腐といった、おかずを組み合わせるセットがある御徒町の『御徒町食堂』。生姜焼き定食の元祖といわれている銀座の『銭形』。ちょっと足をのばして、横浜市中央卸売市場の『秋葉屋』なんかは銀ムツ定食が絶品です」

こうした情報を参考にしながら、いざ定食屋へ。今まで知らなかった新たな“定食観”が生まれるかもしれない。
(石原たきび)


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