伝説のスポットが続々と復刻オープン

20年ぶりに人気再来!? ディスコブーム復活の兆し

2010.09.16 THU



ヒムロイサム=写真photography ISAMU HIMURO
時代は繰り返すとはよく言ったもの。長きにわたり、夜遊びの王様として君臨してきたクラブがつぎつぎと閉鎖する一方、ディスコが再び盛り上がりを見せている。70年代末から80年代に一世を風靡したお店が復刻オープンし、伝説のディスコ跡地には、いままでになかった新しい仕掛けを満載した大型店舗も登場。興味深いのはその客層だ。年配の男性やアラフォー世代だけと思いきや、お店によっては多くの若い世代を巻き込んでいる。これはクラブ離れした若い世代にとってディスコが新たな遊び場として受け入れられたのが大きい。また米映画『SEX AND THE CITY2』などの影響で、結婚後も人生を楽しみたい大人の女性たちが増えており、その遊び場の受け皿として青春時代に通っていたディスコへの需要が高まったのが今回のブームにつながっているようだ。その牽引役が、80年代後半に日本初の社会人御用達ディスコとして人気を集めた「日比谷ラジオシティ」の跡地に開店した「クラブディアナ」。とはいえ同店は単なる復刻店舗とは全く違う。客層はR25世代が中心で、天井高8mの2フロア吹き抜け760平方メートルという巨大な空間に最先端の特殊映像照明を導入。水面を歩いているかのごとく波紋が起きるインタラクティブな床や、羽をはばたかせる色鮮やかな蝶や打ち上げ花火が映る壁面など、最先端の技術を駆使した演出を施している。また300インチ3面のスクリーンでは、DJがプレイする曲に合わせてそのアーティストのPVも流され、音楽ファンにもたまらない臨場感だ。さらに人気アーティストや有名DJのライブを 入場料だけで楽しめるのも魅力。

ちなみに、ディスコは女性アイドルグループがブレイクする年にブームになるという説がある。86年のおニャン子ブームの時は「マハラジャ」や「キング&クイーン」が全国展開し、「ラジオシティ」に行列ができた。今年はAKB48というわけである。なるほど、ディスコブーム再到来はまんざら噂だけではないようだ。
(畠中 茂)


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