こちら『食べる新調味料』開発部

第11回 不思議食感! 鮭の白子のふわふわ味噌

2010.11.04 THU

こちら『食べる新調味料』開発部


同じ白子でもフグやタラはちやほやされているのに、この不当な扱いとも言える価格はなぜ? 安く入手できるからありがたいのだけど ※クリックで途中経過 撮影/宇都宮雅之(厨ボーイ)

100円以下の材料費で作る濃厚珍味



秋に旬を迎える鮭。身はもちろん、頭の軟骨、血合いにいたるまで他の魚ではあまり食べられない部位までもが大事に利用され、頭から尻尾まで捨てるところがないとも言われています。とりわけ大事にされているのがメスの腹から採れるイクラ。近所のスーパーで生イクラの値段は100g480円もしました。ちょっとした贅沢品ですね。

そうして鮮魚売り場では、庶民から羨望のまなざしを受け赤く輝くイクラに対し、オスからとれる白子(精巣)といえば…100gたったの68円。目立たない感じで売られていました…。7倍もの差をつけられているのが悲しいですね。男の大事な部分はそんなに価値がないのか、と。

しかし、鮭の白子は美肌効果や髪のトラブルにも効果が期待できる核酸が含まれる食材で、他の栄養も豊富なんです。そこで、当「たべる調味料開発部」では、鮭の白子の地位向上を目指すべく、いや男の意地を見せるため新レシピを開発しました!


ふわふわ食感が楽しい
『鮭の白子のふわふわ味噌』

<材料>
ニンニク 中1片
鮭の白子 30g

コショウ ひとつまみ
味噌 小さじ2
青のり 小さじ1
レモン汁 少々
塩 1つまみ
完成! イクラの醤油漬けのようなキラキラした見た目の“宝石感”はないのですが、あのプチプチにも負けない「ふわふわ」の食感はぜひ一度試してほしいところ ※クリックで調理例 撮影/宇都宮雅之(厨ボーイ)
<作り方>
1・ニンニクをタテに2つ割にし、真ん中にある芽の部分を取り除く
2・鍋に湯を沸かし、ニンニクを煮る
3・約5分、ニンニクが柔らかくなったら湯から取り出す(湯はそのままに)
4・白子は筋、血管などがあれば取り除き5cm程度の長さに切り分けておく
5・湯に塩を入れ(分量外:少し塩味を感じる程度)、白子を入れてそのまま弱火~中火で加熱。
6・約4分。中心まで火が通ったところで取り出し、水気を切る
7・ニンニクとともにフォークの背などを使ってよくつぶす、つぶれずに残る、筋の部分は取り除く(ザルなどを使って裏ごしするとなお良し)
8・コショウ、味噌、青のり、レモン汁を入れて全体をよく混ぜる
9・最後に塩を入れ弾力が出てくるまでこね混ぜる、完成。
※はじめに塩を入れてしまうと、弾力が出すぎてまぜづらくなります。注意!

鮭の白子100g68円とすると30gでは約23円。それにニンニク1片、少々の調味料…と、とにかく材料費のかからないこのつまみ。しかしその味は、滋味深く濃厚。その上マシュマロのような独特のふわふわ食感も楽しめ、総合的にもイクラに負けていません。

ほぐしたものを野菜サラダにのせても美味。また鍋物などに入れると、ふわふわ食感の不思議な具にもなります。
お酒はお湯割の焼酎なんかがあいますね。

同性びいき目線も含め、自己評価は5つ星の満点 「これを足せばもっと良くなる!」「俺の方がもっと簡単に作れる」といったアイデア、実際に試してみた感想などお待ちしております。投稿は下のボタンから!

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