夢の“世界一周”にチャレンジ

第26回 イタリアは郵便局も鉄道もマイペース!

2010.11.18 THU

夢の“世界一周”にチャレンジ


とってもルーズなイタリアの郵便局。窓口はいつも混み合っていて、やっと自分の番が来ても、様々な理由で用を足せないこともしばしば。幸い僕らが日本へ送った葉書は、無事に届きました

郵便物不着、電車遅延は当たり前? 驚きの伊インフラ事情



郵便や電気・ガス、交通機関など、ライフラインを担うインフラが少しでも滞ると、日本では大問題になりますよね。でも、こういったことって海外ではわりとよくある話。僕らが訪れたイタリアでも、先進国とは思えないインフラ事情を目にしました。今回はそんなお話です。

まずは悪名高きイタリアの郵便事情。郵便局の仕事とは、荷物を集荷・配達することですが、イタリアでは郵便物がキチンと届かないことも多いようです。

イタリア在住の日本人にお話をうかがったところ、毎年送っている年始の挨拶ハガキは、配達人が“TO”と“FROM”を間違えたり、ポスト投函のはずなのに受取人拒否で戻ってきたりで、半数近くが届かないんだとか。さらに、通常5~7日で到着するところ、3カ月以上経ってから到着することも…。これじゃ年始の挨拶にならないですよね。

加えて、手紙を出すために切手を買いに行ったときのこと。「切手が切れているので、ほかを当たってね!」と明るく追い返されたそうです。郵便局に切手がなければ、ほかにどこを当たればよいのやら(笑)。 郵便もそんな状態ですが、公共交通機関も大変です。イタリア国鉄によるストライキ(現地語で「ショーペロ」)は、もはやイタリアの風物詩ともいえるほど定着しています。ストライキといってもほとんどの場合は全線運休にはならず、大幅減便によってダイヤが乱れる程度なので、現地の人はまったくといっていいほど動揺しません。

聞いた話によると、労働者たちも「休めるからラッキー」といった感覚で参加しているようで、もはやストライキはお祭りのようなイベントなんだとか。このあたり、国民性があらわれていますよね。

海外にいると、日本で当たり前だったインフラやサービスが、どれだけありがたいものなのかを思い知らされます。几帳面で正確な日本人の気質と、ルーズだけど底抜けに明るいイタリア人気質、一体どっちが世界のスタンダードなんでしょうね? 長谷川夫妻への応援メッセージや旅の裏ワザ、海外情報など、下記のボタンからご投稿ください。

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