夢の“世界一周”にチャレンジ

第27回 OTAKUカルチャーが世界を席巻?

2010.11.25 THU

夢の“世界一周”にチャレンジ


顔はイタリア人なのに、洋服はアキバ系ロリータファッション。見る人によっては、このギャップがさらに「萌え~」なんでしょうか?

『流行の最先端、イタリア・ミラノで萌える』の巻



マンガ、ゲーム、ファッション…近年、日本のポップカルチャーが、世界で注目を浴びているそうです。ただ、日本でも話に聞いていたものの、それがどの程度認知されているのかは、正直ピンと来なかったりも。今回は、数々のファッションブランドの発祥地イタリアで僕らが垣間見た、日本ブームの一端を紹介します。

ミラノの街中には、さすがは流行の発祥地、オシャレなファッションに身を包んだシニョーレ・シニョリーナが闊歩しています。そんななか、ひときわ派手な衣装に身を包んだ女の子たちを目撃しました。ピンクのフリル付きエプロンに、ピンクの特大リボン。日本の秋葉原で目にするような、いわゆるロリータファッションです。

気になって声を掛けてみると、「ワタシタチ、ニホンゴハナセマス」とまさかの日本語で返答が! 彼女たちは、大学で日本語を専攻するイタリア人女子大生だったのです。日本のマンガやキャラクター、ファッションが大好きで、昨年2週間ほど日本に訪れたというほどの日本フリーク。そのロリータファッションアイテムも、ネットでわざわざ日本から取り寄せたというから、驚きです。「日本のすべてのモノがかわいい!」とまで言っており、別れ際には、単に日本人と言うだけで「一緒に写真撮ってください!」とお願いされてしまうほどでした。 これは極端な例かもしれませんが、イタリアでは、テレビで日本のアニメが数多く放映されており、幼いころから日本のコンテンツに接する機会が多いんだとか。そのため、コミック市場においても、「マンガ」と「その他」に分類されるほど、日本のマンガが浸透しているようです。街角の売店にも日本のコミックが置いてあるほどですから、一般に普及しているといっても過言ではないでしょう。

また、イタリアの各都市には、マンガやアニメを中心に、それに関連するフィギュアを取り扱うショップも多数存在しておりました。そのうちのひとつのショップで店長に話を伺うと、もともと10~20代の若者の間で人気を博しつつあった日本のマンガ・アニメ市場は、宮崎 駿監督の『千と千尋の神隠し』がベルリン国際映画祭で金熊賞を獲得して以来、ファンの年齢層がグンと広がり、今や老若男女を問わず親しまれているとのこと。実際、来店客も、子供から若い女性、おじさんまで幅広かったです。

まさかモードの最先端であるイタリアで、日本のOTAKUカルチャーがここまで受け入れられているとは、驚きでした。近い将来、オタ芸が世界を魅了する日もやってきたりして…。 長谷川夫妻への応援メッセージや旅の裏ワザ、海外情報など、下記のボタンからご投稿ください。

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