今週は“女の社会をのぞき見できる映画”

映画『セックス・アンド・ザ・シティ2[ザ・ムービー]』

2010.12.15 WED


忘年会が続くこの時期。社内や取引先の女性たちと飲む機会も多いのでは? 酒の勢いを借りてあれこれ語り合うのは悪いことではないが、うっかり口を滑らせると「女の気持ちのわからない男」とレッテルを貼られてしまう。そこで女性の心の機微を学び、余計な危機を招かないよう、映画『セックス・アンド・ザ・シティ2[ザ・ムービー]』を観てみては? 女性向けの作品なので、web R25読者には「タイトルは知ってるけど、自分では観ていない」という人が多いと思うが、ここは勉強と思って手に取ってみることをおすすめする。

主人公は4人の女性。ベストセラー作家のキャリー、独身の会社社長サマンサ、夫と子どもとの家庭生活を謳歌するシャーロット、キャリアと家庭の両立に奮闘する弁護士ミランダ。彼女たちの暮らしぶりは、われわれの身の回りに比べるとずいぶんゴージャス。だが、仕事・恋愛・家庭のバランスに一喜一憂している点は、日本の若い女性たちと変わらない。

大恋愛の末に結婚して2年になるキャリーは、夫への結婚記念日のプレゼントに、特別に愛の言葉を刻んだロレックスの時計を選ぶ。だが夫が買ってきたのは、ただのテレビ。胸がときめくようなデートはすっかりなくなり、夫は自分で買ったテレビを眺めてばかりだ。しかも夫は、「週に2日は別々に過ごそう」と言い出す。

恋愛が安定期に入ると、とたんに熱が冷める……そんな男性の姿が女性たちにどんなふうに受け止められるか。この点が、本作で勉強できることのひとつ。

そしてもうひとつ学びたいのは、女性同士の関係だ。4人はお互いに、ライバルであり、嫉妬の対象であり、憧れであり、頼れる仲間であり、無条件に慰めてくれる母親のような存在でもある。女性どうしの人間関係の複雑さには、「友だち」の一言では推し量れないものがあるのだ。この映画と、本作に連なるテレビシリーズをDVDでチェックして、研究に励んでみてはいかがだろう。
(ダ・ヴィンチ編集部 関口靖彦)

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト