夢の“世界一周”にチャレンジ

第31回 海外のクリスマスの過ごし方

2010.12.22 WED

夢の“世界一周”にチャレンジ


盛り上がるヨーロッパのクリスマスマーケット。各地の郷土品が見られたり食べられたりするなど、見どころも盛りだくさん。屋外で寒いのですが、そんななかで飲むホットワインは格別ですよー

本場ヨーロッパでは、恋人と過ごすクリスマスは邪道?



いよいよクリスマス! イブの夜は恋人と一緒に過ごしたい…という人が、日本では多いようですが、世界広しといえど、そんな過ごし方をしている国は珍しいそうです。海外では、一体どんな過ごし方をしているんでしょうか? 今回はヨーロッパの国々のクリスマスの過ごし方を紹介します!

日本では、12月に入るとイルミネーションやクリスマスセールで街が賑わいますが、ヨーロッパでは、クリスマスまでの約4週間を、イエス・キリストの降誕を待ちのぞむ期間としています。「アドベント」と呼ばれるこの期間には、各地でクリスマスマーケットと呼ばれるイベントが催されます。公園や広場に大きなツリーが飾られ、クリスマスグッズや飲食の屋台がたくさん並ぶんです。アドベントの間は毎日開催されているので、会社帰りに同僚と屋台でホットワインをひっかけて帰る、なんて光景をよく目にします。

また、カレンダーの日付部分に窓がついた「アドベントカレンダー」と呼ばれるものも、クリスマスまでの期間を盛り上げる定番アイテム。窓のなかにチョコレートなどのお菓子が隠されたカレンダーもあり、子供たちが毎日楽しみにめくるんだとか。 サンタクロースの登場の仕方も、国によって異なります。日本で一般的な、12月24日の夜にサンタがトナカイに乗ってプレゼントを持ってくるというのは、実はイギリス流。オランダやベルギー北部、ドイツの一部では、「ニコラウスの日」と呼ばれる12月6日に、サンタが白馬に乗ってやって来ます。前の晩から白馬のために角砂糖とにんじんを置いておき、良い子だけがプレゼントをもらえて、悪い子は叱られるんだとか…。ニコラウスとはサンタの原形になった人物で、「セント・ニコラウス」がなまって伝わり、サンタクロースと呼ばれるようになったそうです。

また、アイスランドでは、13人のサンタが山に住んでいて、12月2日から1人ずつ順番に下山してくるという凝った設定が。クリスマス・イブの12月24日に最後の13人目のサンタが山から下りて、全員そろった25日にクリスマスをお祝いします。そして、また1人ずつ山へと帰っていき、最後の1人が山へ戻る1月6日までクリスマスが続くんだそう。日照時間が短く厳しい冬を、少しでも楽しく過ごそうという、アイスランドの人の知恵かもしれませんね。ちなみにイタリアでは、クリスマスプレゼントを持ってくるのはサンタではなく、“魔女”だそうです。

そして迎えるクリスマス当日。ヨーロッパをはじめとするキリスト教国では、会社や学校はクリスマス休暇に入るため、ほとんどの人が帰郷して家族と一緒に過ごします。カードを交換したり、クリスマス料理を堪能したり、教会のミサへ行ったり…。いわゆる「家族だんらん」が、ヨーロッパでの聖なる日の過ごし方。恋人と2人で過ごすというスタイルは、あまり一般的ではないようです。

でも、お正月に家族だんらんするのが一般的な日本では、クリスマスは恋人と一緒に盛り上がっちゃうのもいいですよね(笑)。 長谷川夫妻への応援メッセージや旅の裏ワザ、海外情報など、下記のボタンからご投稿ください。

夢の“世界一周”にチャレンジの記事一覧はこちら

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト