気になる“あのコ”のシゴトーク

第12回 南沢奈央「いい意味で裏切りたい」

2011.02.10 THU

気になる“あのコ”のシゴトーク


みなみさわ・なお 1990年埼玉県生まれ。05年、スカウトされて芸能界入り。最近のできごとは「1カ月前にお化粧を覚えました! 化粧道具をもらって(笑)。お姉ちゃんに教えてもらったりして」。また夢は「老後! 田舎の牧場で、馬や羊とか動物と一緒に暮らしたいです。大好きな自然が多い場所で、時間を気にせず暮らせたらなって」。素朴でまじめな女の子なのだ 撮影:堀 清英 スタイリスト:片山彰乃 ヘアメイク:間仁田和美

「両立している方が、結局集中できる」――南沢奈央



X Japanのhideといえば、いまだ根強い人気を誇る伝説のミュージシャンである。没後13年になる今年、彼が生前に手がけた珠玉の楽曲たちを用いたROCKミュージカル『ピンク スパイダー』が公演される。そのなかで「メル」というヒロインを務めるのが、南沢奈央ちゃんだ。

「hideさんのことは、ほとんど知らなかったんです。音楽の『ピンク スパイダー』を少し聴いたことがあるくらい。ロックとか縁がなかったので、ちょっと緊張していました。すごく不思議な世界観で、メルという女の子がエス(武田真治と渡部豪太のWキャスト)に出会って、心が変わっていく物語なんですが、世界観を歌と演技で表現していかなきゃいけなくて、大変なんですね」

現在20歳。13年前は7歳だったのだ。さらに好きなものは「合唱」と、これまでに演じた作品や役柄とはやや離れている。にもかかわらず引き受けたのは、「イメージを壊したかったんです」。

「今まで優等生の役とか単純な役が多かったんですよ。だからお話をいただいたとき、ワクワクしたんです。まだイメージがわかない部分もありますが、楽しみで」

『R25』の2010年2月18日号の「今週の彼女。」で、奈央ちゃんは「純粋な役も悪役もやりたい。本当はいったいどんな子なんだろう?って常に思われたい」と答えている。あれからちょうど1年、その目標は、徐々にかなってきているようだ。

「そうなんです。気持ち的にも変わりましたね。わたしは以前、監督の求めに上手に応えることばかり考えていたんです。今はいろんな役をいただくようになって、それをいい意味で裏切っていきたいというか。失敗をおそれない覚悟というか、ちょっと強くなったかも(笑)」

そのきっかけは、「もっと成長したいと頭で意識するようになったから」だという。
ROCKミュージカル『ピンク スパイダー』 hideの名曲を用いたオリジナルミュージカル。Hideの幻想世界をモチーフに、彼を慕ったミュージシャンと演劇が融合! 「hideさんの歌詞は本当にいいんですよ。ストーリーもいいし、観客を巻き込むような舞台になりそうです。観終わったら、みんなハマっちゃうと思う」と奈央ちゃん。チケット絶賛発売中!
「やるたびに新鮮な印象を与えられるようになりたいですよ。そのためにもっと演技力も表現力もつけていきたいです。今は毎回が挑戦だと思っていて。やってもやっても悔いは残るんですけど、絶対やり遂げたいという思いがあるから、次につなげられるというか」

目標や課題については、明快に答えてくれるのだ。そういったところはさすが女優。しかし、プライベートはひとりの大学生なのだ。勉強と仕事の両立は図れるのだろうか。

「そんなに考えていないですね。どちらかがストレスになることもないです。やることが多い方が集中できません?両立していた方が気を抜けないので、結果的にできちゃうような気がするんです。なにもないときは本を読んだり。ジャンルは問わず、週に1冊くらい。最近は、益田ミリさんのゆるーい作品にハマってます」

読書のほかに、趣味は落語。時間が空けば寄席に通い、今や「雛鍔(ひなつば)という20分くらいの古典落語なら、空で言えます」という。奈央ちゃんの生活にはとにかく無駄がない。活字を読むことは台本の読解力や語彙力につながり、落語は表現力の強化に最適なのだという。普通の大学生(こと筆者)は、寝てばっかりだというのに…。

「寝てるとか、時間がもったいないですね(笑)」 気になるあの子について、知りたいこと、気になることがありましたら、右下の投稿ボタンから投稿して下さい。

気になる“あのコ”のシゴトークの記事一覧はこちら

関連キーワード

注目記事ピックアップ

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト