夢の“世界一周”にチャレンジ

第38回 MADE in JAPANの底力

2011.02.17 THU

夢の“世界一周”にチャレンジ


「HANDMADE in JAPAN AWARD」で、日本人クリエイターの陶器の湯飲みを気に入った様子のドイツ人女性。和陶器はイタリアでも人気で、路上マーケットでも売買されていたほどです

マンガ・アニメから寿司、和家具まで…日本発が世界を席巻



世界に通じる日本製品といえば、自動車や電化製品が有名ですが、昨今、様々な分野でMADE in JAPANが注目を浴びています。

まずは、マンガやアニメを中心とした、コンテンツ産業。『MANGA』という呼称で親しまれ、その広がりはヨーロッパはもちろんのこと、南米、中東でも見かけたほどです。「キティちゃん」の愛称で知られるサンリオのハローキティも、世界各地で見かける日本発のキャラクターの一つ。2009年時点で世界70カ国で展開され、年間5万種類ものグッズが販売されているんだとか。「ポケモン」に至っては、国内約70社に加え、海外約200社とライセンス契約を結び、総額ウン兆円も稼ぎだすキャラクターとなりました。

寿司に代表される和食も、世界を席巻するMADE in JAPAN の一つ。海外で和食は健康食とされており、日本が長寿大国なのも和食によるところと思われているんです。寿司屋に至っては、世界的なブームといっても過言ではなく、アフリカの奥地でも店舗を見かけたほど。07年の段階で約2万5000店だった海外の和食店の数も、08年には約4万店に急上昇し、今もその数は増え続けているようです。 また、ヨーロッパでは、日本の伝統技術も脚光を浴びています。「和家具」に用いられる「接ぎ手」と呼ばれる技法は、釘一本用いず、すべて手作りで組み立てながらも、板の間には髪の毛一本の隙間も作らないという江戸時代から伝わる技法。ヨーロッパのアンティークショップでは、そうした日本の和家具が高値で売買されていましたし、その技術を伝播するべく、南米へ派遣されていた海外協力隊員にも出会いました。

そんなMADE in JAPAN が注目されるなか、2010年末にドイツで「HANDMADE in JAPAN AWARD」というイベントが開かれました。これは「CREEMA」という通販サイトと僕らが協同して実施したもの。厳しい審査を突破してきた日本人クリエイターによるハンドメイド作品の展示販売会には、段ボールから作られた財布や、有機無農薬で育てたひょうたんを利用したランプなど、オリジナリティあふれる作品が並びました。素材のよさをふんだんに生かしながらも、独自の世界観を発揮する作品の数々は、ドイツ人の心を魅了し、実施会場は年末にもかかわらず大盛況。日本のクリエイターの技術の高さを証明する結果となりました。

こうして見ていくと、日本にはもっと、世界に通じる産業がありそうですよね。暗くなるニュースも多いですが、日本はまだまだ捨てたもんじゃありません! 長谷川夫妻への応援メッセージや旅の裏ワザ、海外情報など、下記のボタンからご投稿ください。

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