気になる“あのコ”のシゴトーク

第13回 桜井ひかり「夢はハリウッド!」

2011.02.17 THU

気になる“あのコ”のシゴトーク


さくらい・ひかり 1993年東京都生まれ。02年映画『水の記憶』でデビュー。09年「ミス週刊少年マガジン」に選ばれる。ちなみに好きなタイプは「面白い人がいいですねー。面白くて、ちゃんと自分が困っているときには優しくしてくれるって人だったら大丈夫です。『大丈夫?』って気づいてくれる人がいいですね」。映画『心中天使』では菊里ひかりの名で出演 撮影:堀 清英

「自分だけの魅力を持った女性になりたい」――桜井ひかり



学校帰りである。授業が終わって自宅に帰り、着替えて、現場に到着。そこから今度は、女優の時間だ。インタビューに答える顔は、もはや女子高生ではない。桜井ひかりちゃんは17歳であるが、透明感に満ちたそのたたずまいは、もはや立派な大人の女優だ。

「私、自分がなんでここにいるのかとか、将来本当に死んじゃった後はどうなるんだろうとか、生まれる前はなんだったんだろうとか、そういうことを考えるのが大好きで。昔からそうだったんですね」

悩める高校生らしい考えは、映画『心中天使』において、女子高生「ケイ」も同様。「考えることについては一緒でした」という。とはいえキャラクターとしては、ぜんぜん違う。ケイは同居する母親は離婚しており、あらゆる意味で奔放で。

「ケイを取り巻く周囲は私とはまるで違いますね。でも嘆くより、自分なりに受け入れて生活している強い子なんだなって。台本を何度も読んで、自分なりに共通点を探しました。ずっと考えていて。おかげで演じているときは、桜井ひかりだということを忘れられるくらいに、ケイの気持ちのところにいけたんじゃないかと思います」

本作は、わかりやすい映画ではない。おそらくアートフィルムに分類される作品である。しかしそのテーマはごく一般的なものだ。人間の不確かさや、揺れ動く心の中を群像劇的に描いている。

「自分がなんでここにいるんだろうって考えさせられる映画です。私も演じていて、そう思わせられました。また、いろいろ演技についても勉強することができました。國村 隼さんとのシーンが多かったんですけど、すごく緊張した分、得るものも大きかったですね」
『心中天使』 つながりたいけどつながれない、現代の関係性をテーマに一尾直樹監督が描く長編映画。なにかを忘れた3人の心がシンクロし、やがて世界を変えていく。ひかりちゃんいわく「自分が確かにここにいるんだ、って実感できる映画だと思います」。2/5(土)より渋谷ユーロスペース、2/19(土)より名古屋シネマテークほか全国順次公開
映画で、メインキャストの一端を担うのははじめての経験だった。でも将来的には、ハリウッドに行くことが目標なのだとか。

「あとフランスとか、とにかく海外のものが好きなんです。そのために、英語とフランス語の勉強を続けています。まだまだ本当にちょこっとしかしゃべれないんですが」

といいつつ、フランス語検定4級。東京にあるカナダの高校に通う秀才なのだ。完全にオフのときだって無駄がない。空いた時間には、海外のドラマや映画を観て、自分なりに演技の勉強をしているという。

「もちろん海外で活躍する女優を目指しています。でも、いつかハリウッドに行けるにしろ行けないにしろ、女優を続けるにしろ続けないにしろ、自分だけの魅力を持った女性になりたいなとは、いつも思ってます」 気になるあの子について、知りたいこと、気になることがありましたら、右下の投稿ボタンから投稿して下さい。

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