ご用心! 人里にも接近中だとか・・・

死んだふり? 木に登る? 森の中でクマさんに出会ったら?

2011.02.17 THU


近年、サルをはじめとする野性動物が人里近くまでやってきて、危害を加えるというニュースを目にします。もしそんな動物に出合った時、自分の身を守る最低限の対処法はあるのでしょうか? この疑問を解決するべく、『森の動物出会いガイド』などの著作がある、動物の行動に詳しい愛知学院大学歯学部・子安和弘講師にお答えいただきました。僕らが遭遇する危険性の高い動物には、どんなものがあるんでしょう?

「まず、もっとも出合いやすいのがスズメバチです。クマを連想する黒い服装は厳禁。もし追いかけられた場合、しゃがみ込み、肌の露出部分を少なくしてやりすごしましょう」

とはいえ、突然出合えば冷静に対処するのは難しそう。彼らに遭遇しないためのコツは何ですか?

「相手に自分がいることを知らせる必要があります。例えばツキノワグマの場合、クマよけの鈴を携帯することで出合う確率が減ります。でも運悪く出合ってしまった場合は、怖くても目を見て、背中を見せないように後ずさりで逃げてください。攻撃する意思がないことを知らせるために話しかけるのも有効です。ゆっくりした声で話せば、穏やかになります。ポイントは動物を怖がらせない、おびえさせない、怒らせないことです」

動物が危害を加えるのは、出合い頭で遭遇した時と動物のなわばりに侵入した時。そうならないよう、動物の行動をよく知ることが重要だと子安講師。

「参考になるのは足跡・フン・食べ残しです。まずは身近な犬や猫の行動を観察しましょう。動物によって痕跡は異なります。それを手掛かりにすれば、どんな動物が近くにいるかが分かるようになります」

足跡は雪面や、橋の下など雨で流されにくい泥の上に残りやすいとのこと。足元をしっかり確認しておかないと、出合ったが最後、になるかもしれませんね!
(藤原央登/清談社)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト