プロレス、オペラ、お笑い!

イマドキの映画館で盛り上がる「AC上映」ってなんだ?

2011.03.25 FRI


ワールドプロレスリング 1.4東京ドーム3D(3D上映) 上映終了(4月に3Dブルーレイで発売予定) ワーナー・マイカル・シネマズ全国23劇場で上映 今年1月に開催された、新日本プロレスのビッグイベントの特別編集版。6台のカメラを駆使した臨場感満点の3D映像はまさにド迫力!
(c)njpw
大スクリーンから飛び出すド迫力の肉体が話題を呼び、第2弾となる今年の上映は、期間と会場数が拡大された新日本プロレス&テレビ朝日の『ワールドプロレスリング1.4東京ドーム3D』。この作品をはじめ、このところ一層の盛り上がりをみせているのが「AC(Alternative Contents)」または「ODS(Other Digital Stuff)」と呼ばれる、映画館における非映画コンテンツの上映。スポーツやコンサートなど、映画ファン以外の集客が期待できることから、映画館側も力を入れているようだが…なぜ今、ACが注目されているのだろう?

「AC上映が盛り上がっているのは、映画館がフイルムからデジタルでの上映にシフトしているから。これまで、非映画コンテンツを上映するためには、フイルムに焼き直す必要があったのですが、デジタルであればフイルムに比べ、低コストで対応が可能なんです」

というのは、シネコン運営の大手、ワーナー・マイカル広報室の久世さん。加えて、正月やGWなどハイシーズンがほぼ決まっている映画に対し、ACはシーズンを問わず一定の集客が期待できる、というメリットもあるという。

当然、コンテンツを提供する側にも多くのメリットがある。『東京ドーム3D』の配給元であるテレビ朝日コンテンツビジネス局の北野さんによれば、「ひとつのコンテンツを、複数のメディアで展開できるのは配給側にとっても魅力的。特に映画館は、3Dやサラウンドの組み合わせによる、そこでしか実現できない体験を提供できるので、プロレスのコアファンもそうでない方も、新鮮な驚きを感じてもらえると思う」。

とのこと。筆者も実際に“観戦”したのだが、確かに映画館での3Dプロレスは、想像以上の面白さ! ワーナーの久世さんによれば、今年はオペラやイベントの生中継なども予定されているというAC上映。映画館の新しい楽しみ方として、ぜひ一度体験してみるべきですよ!
(石井敏郎)


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