夢の“世界一周”にチャレンジ

第45回 ボリビアのプロレスはおばちゃんが主役!?

2011.04.21 THU

夢の“世界一周”にチャレンジ


三つ編みにした髪に山高帽、ポリェラと呼ばれるすその広がったスカートという華麗なるいでたちのチョリータレスラー。この後、ボコボコにされることになるのですが…

本家メキシコよりも味わい深い…ボリビア流ルチャリブレの世界とは?



スペインといえば闘牛、メキシコといえばルチャリブレ、といったように、国ごとに名物となるエンターテイメントがありますが、ボリビアでもメキシコと同じく、ルチャリブレが大人気。ただ、メキシコのものとは、登場するレスラーが違うんです。

「ルチャリブレ」は、スペイン語でプロレスリングを指し、おもにメキシコを中心とする中南米で盛んなショーとして知られています。ボリビアでは、「TITANS OF THE RING」と呼ばれる団体が主催するルチャリブレ「チョリータズ・レスリング」が人気で、標高4150m、世界一標高が高い都市エル・アルトで開催されています。この団体の試合には忍者やフランケンシュタインの格好をした色モノレスラーが多く、なかでも「チョリータ」と呼ばれる、ラテンアメリカ先住民族のインディオとスペイン人の血をひいたおばちゃんレスラーたちが目玉になっているんです。

小学校の体育館を少し狭くした程度の会場には、観光客と地元民が入り混じった観客たちの熱気がムンムン。試合は「正義 vs. 悪」という至ってわかりやすい構図になっており、正義が活躍すれば会場が沸き、悪役が反撃すればブーイングが起こります。忍者やフランケンシュタインのようなレスラーに歓声を送っていると、ついに真打ちのチョリータレスラーが、フォルクローレの音楽に乗って華麗に登場しました。 試合が始まると、男性レスラーに負けない勢いで、正義役のおばちゃんレスラーが華麗な技を披露します。時おり見せるおばちゃんパンチラはご愛敬。ルチャリブレの基本は「正義は勝つ」だと聞いていたのですが…僕が見に行ったときが例外だったのか、正義役のおばちゃんレスラーが男性レスラーにボコボコにされ、仕舞いには髪まで切られる始末。次のおばちゃんも、男性レスラーのパワーボムに撃沈し、おばちゃんレスラー同士の戦いでは、一方が首をひねって担架で運ばれるという結末に…。B級感漂うレスラーの格好とは裏腹に、意外にも迫力のある闘いが繰り広げられていました。

もちろん、会場の観客は大賑わい。会場には、入場時に渡されるポップコーンが飛び交っていて、僕も一緒になって悪役選手に投げつけてやりました。一回の公演で7~8試合行われ、ポップコーンとお土産付きで50Bol(約600円)というのがうれしいところです。ボリビアへ訪れる際には、是非訪れてみては? 長谷川夫妻への応援メッセージや旅の裏ワザ、海外情報など、下記のボタンからご投稿ください。

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