仕事はアニメだけじゃない!

「声優養成学校」で“声の世界”について聞いてきた

2011.06.03 FRI


映像にセリフを割り当てる「アテレコ」の授業では、プロの声優も使用するスタジオで収録を行う 写真提供/東京アナウンス学院
あなたは「声優」という仕事にどんな印象を持っているだろうか。一般的にはアニメのイメージが強いかもしれないが、最近では人気声優がバラエティ番組に出演したり、ドーム球場でライブを行ったり、その活動は幅広くなっている。とても華やかに見える声優の世界……いったいどうやったら声優になれるのだろうか。調べたら、声優になるための専門学校があるらしい。いったいどんなカリキュラムになっているのか?

「当校『放送声優科』のカリキュラムでは発声や発音だけでなく、俳優としての演技も必修科目に取り入れています。声で表現するからこそ体のイメージが重要なんです」

と語ってくれたのは、数多くの人気声優を輩出している東京アナウンス学院の谷誠校長。卒業後、能力があればアニメの声優になれるものなのだろうか?

「一言で声優といっても、アニメ以外にも様々な需要があります。映画やゲームの吹き替え、イベントのナレーション、スタジアムのアナウンスなど、活動は様々です。卒業後に各自が関心のある活動をしやすいよう、90を超える選択科目があり、それぞれのジャンルで実績のある講師が授業をします。なかには講談など、ほかではなかなか学びにくいものもあるんですよ」

ちなみに、R25世代でも今から声優になれる可能性があるのか聞いてみたところ、「勤めていた会社を辞め、25歳ぐらいから入学される方もいます」とのこと。しかも同校の場合、学校自体がプロダクションに近い役割を果たし、在学中にデビューして仕事をしながら、学校に通う生徒もいるという。

さらに余談だが、「放送声優科」から一般企業に就職する学生は、話す訓練を積んでいるだけあって就職の面接でもすこぶる好評という。職業は違っても、ぼくたちが“声の世界”から学べることは、案外多いかもしれない。
(本折浩之/東京ピストル)

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