「母」に負けるのはやっぱりしょうがない!?

「父の日」の起源は「母の日」にあった!?

2011.06.16 THU



画像提供/日本メンズファッション協会
毎年6月の第3日曜日は「父の日」。今年は19日ですね。でも、「母の日」に比べると盛り上がりはイマイチ…。

そもそも、「父の日」の起源はなんなのか。今年で30回目を迎えるベスト・ファーザー賞の運営元、日本メンズファッション協会の事務局渉外部・名倉久美さんは言う。

「『母の日』は1908年にアメリカで始まりました。それを知ったワシントン州に住むジョン・ブルース・ドット夫人が『父の日も作ってください』と牧師協会に嘆願したのが発端なんです」

背景には、彼女の父親が男手ひとつで6人の子供たちを育て上げたことに対する感謝があったという。

ちなみに、「母の日」はアメリカで制定された直後に、日本でもキリスト教の教会などでお祝い行事が始まったが、広く一般に広まったのは1937年に森永製菓が全国的に告知したのがきっかけらしい。ならば、「父の日」は?

「1981年に当協会の当時の理事長がニューヨークの国際会議に出席した際、アメリカのファーザーズ・デイ・キャンペーンのすばらしさを知ったんです。彼は帰国後、『日本ファーザーズ・デイ委員会』を設立。翌年から、黄色いリボンキャンペーンやベスト・ファーザー賞授与式を開催するなど、『父の日』の浸透に尽力しました」(名倉さん)

最後に、「母の日」の方が盛り上がる理由も聞いてみた。

「これは推測ですが、『父の日』は『母の日』に比べて、イベントや商業方面への打ち出しが弱いからかもしれません。また、日本では家庭内における“主役”がやはり母親だという一面も大きいでしょう。とはいえ、イクメンブームなどによる父親像の変化で、今後は『父の日』も盛り上がっていくはずです」(同)

ちなみに名倉さん、今年はお父さんに、「前からほしがっていたペッパーミルをあげる予定」とのこと。祝日も大きなイベントもない6月だけに、「父の日」ぐらいは盛り上げてやりましょうか。
(石原たきび)


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