今年に入って3割は上がってるとか

ダイヤモンド相場が暴騰!婚約指輪の値段はどうなる?

2011.08.04 THU


婚約指輪のダイヤモンドは、0.2~0.4カラットが55.4%。指輪は「既製品」が51%、「セミオーダー品」が39%、「オーダー品」が10%だという
結婚情報誌『ゼクシィ』の調査によれば、結婚した男性の約6割は奥さんにダイヤの婚約指輪を贈っているそう。

だが、そんな婚約指輪事情に暗雲が…。ここ最近、ダイヤの国際相場が高騰しているのである。

「ニューヨークでの取引価格が国際相場になるのですが、今年に入り暴騰しています。カラットにより上げ幅は異なりますが、おおむね3割は上がっています」(銀座の宝石商)

なんと、この先ダイヤの価格は上昇し続けるのだろうか? ジュエリーに詳しい『エレガンスの経済学』の著者、新潟大学経済学部の芹澤伸子教授に話を伺った。

「ダイヤの価格が今後も上がり続けるかどうか、またすべてのクラスのダイヤが本当に高騰しているかどうかについては注意が必要です」

え? でも国際相場は高騰しているって…。

「まず知っておくべきは、ダイヤは通常『4C』(カラット=重さ、カラー、カット、クラリティ=透明度)という要素で分類され、それらの組み合わせで価格が異なるということ。しかし、質が標準化され公開市場で取引される石油や金と違い、ダイヤには世界共通の評価基準がありません。そもそもダイヤの供給サイドは、流通量の調整に強い力を持っており、価格を弾力的に動かせるといえます。それに宝飾用ダイヤのようなぜいたく品の価格は世界の景気動向や、新興国の富裕者数にも大きく左右されます。ですから供給サイドの情報を冷静に吟味すべきでしょう」

つまりはダイヤ高騰の噂に浮足立つ必要なんてないということ。間違っても、今のうちに買っておいて値上がりしたら売り飛ばそう、なんて欲をかいちゃダメですよ。芹澤教授によれば、「庶民が買える1カラット以下等のダイヤは、いざ現金化しようにも、購入時の価格を大きく下回るのが常」。

だそうですからね。
(野中ツトム/清談社)


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