観客参加型の展示も充実!

現代アートの国際展 横浜トリエンナーレの見どころ

2011.09.01 THU


ウーゴ・ロンディノーネ作『月の出、東、』シリーズ全12体。越境のための呪術的作用を開放空間にシンボリックに現出する、とかなんとか難しいことは置いといて、奇妙で恐くてかわいらしいです
遠藤貴也=写真
スポーツの世界では、4年に1回オリンピックやW杯などの国際的な祭典があるのは誰もが知るところ。実は、現代アートにも3年に1回の国際展があり、今まさに横浜で開催されているそうだけど、どんなイベント?

「2001年に始まり、今回で4回目を迎えるヨコハマトリエンナーレは、オノ・ヨーコを筆頭に国内外の実力派アーティストの作品を一堂に集めた、日本を代表する国際展です」(広報・藤井聡子さん)

でも、R25世代には現代アートになじみがない人も多いはず。それでも楽しめる?

「もちろん楽しめますよ! ヨコハマトリエンナーレ2011は“OUR MAGIC HOUR─世界はどこまで知ることができるか?─”をコンセプトに、『現代アートは難しくてとっつきにくい』という人でも、『不思議だな、これは一体なんだろう?』と好奇心をくすぐられるような工夫をしています。例えば、会場前では“ゆるキャラ”にも見える12体のモニュメントが関心を誘います。作家がデザインしたステッカーを、来場者が貼り付けて完成させる参加型の作品も。難しい顔で鑑賞するのではなく、イベント感覚で楽しめる展示も今回の見どころです」(同)

それなら、アート初心者でも楽しめそうですね! ところで、現代アートの魅力って何?

「自由な感性で解釈できるところです。難しいものと思われがちな現代アートの世界ですが、自分と同じ時代を生きているアーティストの作品なので、時代に対する考え方やメッセージに共感できる部分が必ずあります。『難しかった、よく分からなかった』という感想でもいいので、苦手だという固定観念をはずして、ぜひ一度自由な発想で作品を体感してもらいたいですね」(同)

今回のトリエンナーレで共感できる作品が見つかれば、アートに熱中してしまいそう。一見の価値アリです!
(冨手公嘉/verb)

『ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR─世界はどこまで知ることができるか?─』
会期:2011年8月6日(土)~11月6日(日)
会場:横浜美術館/日本郵船海岸通倉庫
(BankART Studio NYK)その他周辺地域
開場時間:11:00~18:00 ※入場は17:30まで
URL:http://www.yokohamatriennale.jp/


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