ヒットの秘訣は“逆張り”のインパクト

カレーからブラジャーまで“男アイテム”売れ行き好調

2011.10.06 THU


『マルちゃん 俺の塩』と『マルちゃん 俺の塩 たらこ味』 東洋水産 希望小売価格:170円(税別) 1997年の発売以来ヒットを続ける塩やきそば。あっさりとした中にも塩の旨みが効いた麺は、お湯を入れて1分で食べられる。この春~夏は(たらこ味)も発売され話題となった
ジェンダーフリー化が進む昨今、あえて“男の~”と名付けられた商品がヒットしている。そこで今回は最近話題の“男アイテム”を紹介するとともにその人気の理由も探ってみた。

まずは“男のこだわり”をアピールして売上UPしたのが、南米原産のマカと焦がしにんにく油が入った『男の極旨黒カレー』。がっつりストロングな味で大人の男性から支持を集めた。お次はHDD外付けアダプタ『男の山脈』。HDDを剥き出しで使用するという男気あるアイデアが、機械いじり好きの男子の心に刺さった模様。ユニークなネーミングはこの男気とHDDを縦置きした際、山のようにそびえる姿から命名されたという。

一方、ニーズはあるが男性が購入しづらかった商品に、“男性用”と銘打ちユーザー数を増やしたアイテムもある。その1つが『メンズプレミアムブラ』。発売当初は月に700枚以上売上げヒットに。

「話題性も一因ですが、最近はブラとショーツがおそろいでデザインもかわいいですし、男性も身につけたいと考え始めたのでは?」(ウィッシュルーム・土屋将之さん)

また、“甘党なのに店頭では買いづらい”という男性の心をつかんでヒットしたサービスも。それがネットショップ「メンズスイーツカフェ」。これまで数々の男性向けスイーツをコラボ企画し、『男の生クリーム大福』は現在入手困難な激レア品となった。

「多くのスイーツは女性向けに女性目線で作られていますから、逆に“男”と銘打たれた商品はインパクトがあり、セールスにつながるのでは」(メンズスイーツ.com・小倉康男さん)

確かに甘味に限らず、食品全般と男性的な命名は相性がいいよう。その代表格がこの塩やきそばだ。

「『俺の塩』という名前の面白さから商品への自信やこだわりを感じ取っていただけるようです。現在では男性だけでなく女性にも受け入れられる人気商品となりました」(東洋水産・齋藤千亜希さん)

最近は食品売り場で男性を見かけることも多くなった。こうした変化も“男アイテム”が功を奏する要因なのかも。
(足立美由紀)


  • 男の山脈 エアリア 価格:2980円(税別)

    S-ATA HDDを外付け機器として使用できる、USB3.0対応のHDD外付けアダプタキット。2.5/3.5HDDは縦置きしてクレードルのように使える。また、変換アダプタのみ使用すれば5.25光学ドライブを横置きして利用も可能
  • メンズプレミアムブラ Wish Room 価格:2800円(税別)

    ユーザーの熱い要望に応えて2000年初頭に企画をスタート。工場の開拓や女性用との差別化で商品化が難航し、2008年から本格的に製作開始。発売するやいなや大反響を呼び「ブラ男」なる造語も生まれた
  • 男の極旨黒カレー 明治 希望小売価格:250円(税別)

    焦がしにんにく油と南米の活力素材マカを加えて煮込んだ男性のためのスパイシーな黒カレー。じっくりと炒めた玉ねぎとやわらかチキンでコク深い味わいとなった黒ソースは男性ならずともクセになる!
  • 男の生クリーム大福 メンズスイーツカフェ 価格:2980円(6個入り・税込)

    注文が殺到し、現在入手困難な富貴堂の超人気スイーツ「生クリーム大福」を、男性向けへと進化させたのがこの大福。こちらも現在はSOLD OUTの状態が続いているという幻のスイーツなのだ

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