気になる“あのコ”のシゴトーク/47

嗣永桃子「アイドル性は隠しきれないもんなんですね」

2011.10.27 THU


撮影:堀清英
この日の取材は夜。嗣永桃子ちゃんの前の撮影が終わるのを待ちながら、通された会議室で待っていると…突然ドアが開き、ピンクの服を着た女の子が走り込んできた。そして全力で頭を下げて、

「遅れちゃってホントにすみませんでした!! ゆるしてニャンっ!」

Berryz工房に所属するももち(あだ名)は、アイドルの鏡のような女の子なのである。9月17日に放送された『めちゃ×2イケてる』(フジテレビ)の中で、人をイラつかせる態度を取るももちは、キレた加藤浩次に跳び蹴りを食らい(2回も)、粉まみれになって引きずり回された。だがその間、終始笑顔を崩さないのである。

「アイドルはいつも笑顔なので。収録が終わって周りのスタッフさんに『あれは周りのみんながイライラしてる気持ちを代弁して蹴ってくれたんだぞ』って聞いて、愛を感じましたね。それと同時に、いろんなところでイライラさせてるってはじめて気がついたので、“イラドル”という新しいジャンルを開拓したんだな、と」

「人を癒やしたいカワイイ気持ちでやっていたんですけどね…」という。すさまじくキャラ立ちしているのだ。しかし。

「いやキャラじゃなくて、これは持って生まれた私の“良さ”なんです。小5でハロプロに応募するまでは親戚という小さな枠の中でのアイドルだったんです。でも、アイドルになってたくさんの人を幸せにしようと。当時、やることがなくてヒマだったせいもあるんですが」

小学生にヒマもクソもないのだが、大まじめに語るももちのおかげで、現場の空気はなんとも明るいのだ。そんなももちを含むBerryz工房は、これから2枚の新曲のリリースを控える。1枚は、11月9日発売の『甘酸っぱい春にサクラサク』。甘酸っぱい卒業ソングだ、秋なのに。

「すごく先取りした感はあるけど、実はこれ、映画『王様ゲーム』のエンディングテーマなんです。Berryz工房と℃-uteで歌ってて、映画の暗さを中和するような明るい曲。ちなみに映画には私も出てて、3つくらいセリフもあるんです。あ、今いうんですか? 『でも私たち、死にたくないんです!!』」

気を取り直してもう一枚の話に行く。ハロプロ総勢約30人全員で参加した『ブスにならない哲学』(11月16日発売)について。

「Berryz工房の中で一番かわいいポジションだったのが、今度は32人で一番。大役なので緊張しましたが、やっぱり私しかいないなと思って頑張ってます。アイドルソングに『ブス』って単語が入ることにビックリしたんですけど、私のようにかわいくなりたい方には、ぜひ聴いてその哲学を学んでほしいですね!」

イラッときたところで、プライベートのお話も。大学生としてもこの調子らしいももちは、先日の講義で先生に「そこのキレイなアナタ」と発言を求められたらしい。

「なるべく出さないようにしてるんですけど、やっぱり出ちゃうんですね(アイドル性が)。そのへんは隠しきれない部分かなって。私はちやほやされることが大好きで、『ももちかわいい』ってファンの方にもよくいわれるんですが、最近はそういっておけばいいと思う人も増えてきたようで…。しっかりそう思って!って思いますね」
(吉州正行)

  • 嗣永桃子

    1992年千葉県生まれ。2002年、ハロー!プロジェクト・キッズオーディションに合格。04年Berryz工房としてデビュー。ちなみに好きなタイプは「ロマンチックなことをしてくれる男性。メリーゴーラウンドにお姫様だっこして乗せてくれるような。夜景がキレイと私がいったら『キミの方がキレイだ』とかいってくれるような」
  • 「甘酸っぱい春にサクラサク」「ブスにならない哲学」

    若々しくて爽やかな「甘酸っぱい春にサクラサク」はBerryz工房と℃-uteのコラボシングルで11/9(水)発売で1050円~。女の子の偽りない気持ちを元気に歌った「ブスにならない哲学」はハロプロ全員集合で11/16(水)発売! ももちほかいろんな魅力が詰まっているのだ!
  • ももち結び

    …とは、ももちが考案した髪型。台風が来てもくずれないのだ。「私、平成の松田聖子さんを目指してまして。永遠のアイドルですから。昔、“聖子ちゃんカット”ってあったので、私もこれを“ももち結び”として世に広めたいと。みんなこの髪型になればいいのに」と、ももち

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