気になる“あのコ”のシゴトーク/48

黒川智花「まだ満足できたことはない」

2011.11.03 THU


撮影:堀清英
黒川智花ちゃんは、とてもしっかりした子だ。受け答えも気持ちよく、丁寧に言葉を選んで話すその様を見ると、なんだか面接官になった気分なのである。最初の質問は、出演するドラマ『DOCTORS』について。

「この作品に入る前にほかの医療ドラマや作品を見たんですが、このドラマはただ単純に『患者さんを助ける』だけじゃなく、病院内の様々な問題を怖いくらいリアルに描いていることが見どころなんです」

演じるのは新米ナースの相原亜美。主演・沢村一樹さん演じる医師の相良浩介が舞台となる病院に赴任し、手練手管で病院の“膿”を絞り出していく、骨太の医療ドラマなのである。そんななかで、亜美はドジでほほえましい役回りのようだ。

「性格的な明るさは最初から出してはいるんですが、問題を抱えたりでだんだん自信をなくしていくんです。でも目標もあって、そこを目指して成長していく様も見てほしいですね。わたしだけじゃなく、一人ひとりすごく個性があって、ちゃんと描かれているんですよ。沢村さん演じる相良先生が、どんな影響を与えていくのか私も楽しみです」

沢村さんと智花ちゃん、これがはじめての共演ではない。6年前、ドラマ『雨と夢のあとに』(名作!)では中学生役の智花ちゃんの父親役が沢村さんだった。さらに20歳の時には飲みに連れていってもらったり、仲が良いのだ。

「飲みに行くのはずっと約束で。私から見るとお父さんなんですけれど、『照れくさい』っていってました(笑)。小学生のときにごあいさつしてるんです」

つまりそのころから芸能活動を開始していたということ。今年で10年と、キャリアは長いのだ。

「『りぼん』のモデルからです。応募した理由はカワイイ服が着たかったからと、合格するともらえたオレンジの折りたたみ自転車がほしかったからです。当時は『女優になりたい』とか大きな目標はなくて、なんとなく看護師さんになりたかったんです」

だが、事務所に入って様々な経験を積むにつれ、女優という仕事に興味を持ち、モチベーションも上がっていく。奇しくも、女優として“看護師”になることもできた。だが、「まだ満足できたことはないんです」。

22歳。仕事のうえでもこれからだし、私生活でもこれからだ。智花ちゃんは大学4年生で、卒業を控えているのだ。

「4年生なのに、まだ月曜から金曜まで4コマずつ講義が入ってるんです(笑)。忙しくて学校に行けなくてこうなっちゃったんですけど。卒業旅行はまだで…あ、こないだすごいことがあって! 仕事で韓国に行ったとき、現地の空港で卒業旅行中の友達とバッタリ会ったんですよ。すごくワクワクした感じでうらやましかったんですが、なんと帰りの飛行機でも私の後ろの席だったんです!!」
(吉州正行)

  • 黒川智花

    1989年東京都生まれ。2001年『りぼん』モデルグランプリに選ばれ芸能活動開始。来年1月からはNHKドラマ『本日は大安なり』にも出演! ちなみに恋愛観については「マネージャーさんと恋バナとかしますけど、私は相談されることが多くて…。人のことはイロイロいえるんですけど、いざ自分となるといけないんですよね。タイプは、食べ物を美味しそうに食べる人です!」
  • 『DOCTORS』

    沢村一樹が外科医として主演する、骨太医療ドラマ。患者のみならず、腐りきった体質の病院自体にもメスを入れるのだ。これまでにない必見の作品である!「怖いくらいリアルに描かれたドラマです!ぜひ観てください」と智花ちゃん。テレビ朝日系列で毎週木曜日21時から放送中!

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