気になる“あのコ”のシゴトーク/61

真凛「ライブ感がたまらない」

2012.02.09 THU


撮影:堀清英
真凛さんが出演する舞台「鏡に映らない女 記憶に残らない男」は、よくできたサスペンスであるらしい。

「ある記憶喪失の女の人のもとに、ひとりの男が訪ねてくるんです。その男の人は謎の人物で、『ある3つの殺人事件を解決してほしい』と女に言う。そしてその女も実は殺人事件の被害者で、自分が死んでいることを知るんです」

その3つの事件が解決されるごとに、物語に立ちこめた霧が晴れていく仕掛けだという。複雑怪奇なノワール作品に聞こえるが、コメディ要素を散りばめて、とても観やすい作品に仕上がっているらしい。でも最後には、「鳥肌が立つような事実が待っています」。

「私は事件の中の登場人物で、物語の謎に関わっているんです。実はこの3つの事件はそれぞれ時代が違っていて…」

これ以上書くとネタバレになりそうなので控えるが、真凛さんは本作に対して自信があるようだ。この作品は、企画演劇集団ボクラ団義のプロデュース作品。真凛さんは彼らの作品に出続け、本作で4作目となるらしい。

「何より台本が面白いんです。久保田唱さんという演出家さんが面白いやり方をする方で、舞台上で役者に混じって演出するんですが、私にはそれがすごく新鮮で。でも実際に私が演技するとうまくいかなくて、すごく悔しいんです…」

役者としても人間としても成長できたという。真凛さんは舞台に対してとても思い入れがある。ホリプロスカウトキャラバンを経て芸能界に入ったものの、別段目的はなかったという。しかし17歳のとき、ダンスミュージカルに出た体験が価値観を一変させる。

「毎回同じような結果が出ないことと、お客さんとの“一回限り”のライブ感がたまらなくて。テレビや映画とは違って、実際に人の目があるのはやっぱり違いますね」

ゆくゆくは「天王洲銀河劇場の舞台に立ちたい」という真凛さん。だがもうひとつ、面白い目標があるようで。

「なんばグランド花月の吉本新喜劇に出たいんですよ。関西出身なので、お笑いにすごく思い入れがあって。ただ、“他社”なので、女優としていつか名を馳せて、死ぬ前に一度でいいから呼ばれたいですね」
(吉州正行)

  • 真凛

    1991年京都府生まれ。2007年ホリプロスカウトキャラバンファイナリスト。08年デビュー。好きなタイプは「『歯磨きたて!』といった爽やかな男性がいいですね。短髪黒髪で色白で、運動やってて背が高め。般若の金田さんみたいなタイプがいいですね」と真凛さん
  • 舞台『鏡に映らない女 記憶に残らない男』

    ボクラ団義が送る、新感覚舞台! 美談や深い話、泣けるような話でもないというが…。引き込まれること間違いなしの傑作舞台!! 「日常では得られないような刺激的な作品です」と真凛さん。2月15日(水)より新宿・SPACE107にて上演!

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