気になる“あのコ”のシゴトーク/71

垣内彩未「まずはコツコツと」

2012.04.19 THU


撮影:堀清英
今から12年前、垣内彩未ちゃんはかのミュージカル『アニー』で主演を務めた経験の持ち主だ。そして今年、なんと『アニー』の舞台に再び立つことになったのである。

「今は主にモデルの仕事をしているし、まさかと思いましたけど、うれしかったですね」

『アニー』はブロードウェイで生まれ、日本でも30年以上続くロングラン公演の舞台だ。孤児院で育った主人公のアニーが両親を探す感動の物語で、主演のアニー役は演劇少女の憧れの的!

「当時はまさか受かるとは思っていなくて、正直“記念受験”くらいの感じだったんです。だからお母さんとふたりして受かってうれしいというより、心配になったくらいでした。その1年前に『オズの魔法使い』に出たことはあったんですが、主演なんて当然初めてで。毎日プレッシャーで、しかも演出家さんは厳しいことで有名な方だったので。叱られてばかりでしたが、いい思い出です」

当時を振り返り、そこから得たのが「がむしゃらに頑張ること」。結果的に、小さなころから仕事に対して責任感を持てることにつながった貴重な経験だ。

「私の場合は小5のときで、演技の経験がほとんどなかったことも、がむしゃらな理由だったんですが。今回のアニー役はふたりとも中学生なのでしっかりしてますよ」

彩未ちゃんの今回の役は、リリーというアニーをたぶらかす悪役。

「素直すぎで軽率な女なんです。そしてセクシー。マリリン・モンローのような、昔のアメリカのクネクネしたあの感じを演じるのは楽しいですね」

このあたり、モデルの経験がとても役立っているという。冒頭にもあるとおり、彩未ちゃんは今モデルを本業としているのだ。

「10年間女優の仕事をして、新しいことをしたくて。もともとファッションが好きだったこともあって、1年半くらい前からモデルを始めたんです。雑誌を見てるとモデルさんはさりげなくポーズを取っているように見えますが、実は全身の筋肉を使っていて、大変なんです。自分にとってはチャレンジでしたが、やってよかったと思います。体のラインのキレイな見せ方を学べたことは、今回の舞台にも役立ってますし」

モデルの話になるとトーンが上がるのは、今の自分の目標をそこに定めているからだろう。

「でも最終的には、いろんなことができるようになりたいと思いますね。今はモデルとして、OL誌からストリート誌まで幅広く経験を積んでいきたいです。そのために、まずはコツコツ努力していこうと思います!」
(吉州正行)

  • 垣内彩未

    1989年愛知県生まれ。2000年ミュージカル『アニー』で主演デビュー。現在は雑誌『Steady.』『With』『Soup.』『SEDA』などでモデルとして幅広く活動。ファッション好き。「カジュアルな服が好きで、とくにデニムが大好きです。『RHRB』というブランドがお気に入り。男性に着ていてほしいのは、Tシャツにデニムにスニーカーで充分です」と彩未ちゃん
  • ミュージカル『アニー』

    日本で30年以上ロングラン公演を続けるミュージカルの決定版! ちびっ子はもちろん、大人でもしっかり楽しめる珠玉のハートフルストーリーなのだ。「物語もわかりやすいし、歌もダンスもタップダンスもあるエンターテインメントです。涙を誘うシーンも多くて、デートにもオススメです」と彩未ちゃん。4月28日(土)~5月13日(日)青山劇場で公演。夏には仙台、大阪、名古屋、富山でも公演を予定

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