気になる“あのコ”のシゴトーク/76

橋本愛「後悔しなかったことはない」

2012.05.24 THU


衣装:Smaddy 撮影:林和也(G.S.W)
透き通るような肌に、しなやかに伸びた肢体。くわえて端正極まるお顔立ち…。男なら息をのむ魅力をたたえた驚くべき16歳が、橋本 愛ちゃんである。そのキャリアはモデルからスタートし、現在は女優業にも力を入れる期待の星だ。しかし愛ちゃんが出演する最新作の映画『Blood-C The LastDark』では、残念ながらその姿をおがむことはできない。なぜなら本作は愛ちゃんの“声優”初挑戦作なのだ。だがたとえ声だけでも、十分美しいのだから困ってしまう。

「声だけの演技で一番難しいのは、リアクションですね。自分の身に起こったことが引き金にならないので…。台本には“!”とか“…”とか書かれているんですが、そこをいざ声で表現するのは難しかったですね。でも楽しかったです」

本作は、いわゆる“吸血鬼”モノだ。緻密な設定と視聴者の度肝を抜くストーリーで、コアなファンを獲得した同名TVシリーズの映画版。キャラクターデザインを手掛けたCLAMPに、製作はProduction I.Gと聞けば、アニメファンなら思わずうなる布陣だろう。つまりは業界の才能が結集して作り上げたホラー作品なのである。だが、そんな前知識がなくとも映画を観るだけでしっかり楽しめるのだ。

「柊 真奈という、本作だけに登場する女子高生を演じています。一見普通の女の子なんですが、それだけじゃないんです。キャラクターがそれぞれすごく立っていて、言葉の掛け合いや独自の空気感は見どころのひとつですね。アクションシーンも存分に描かれていて、すごく楽しめる作品だと思います」

また機会があれば、声優に挑戦したいという。

「ほめていただくこともあるんですが、実は不完全燃焼な部分も多くて、後悔もたくさんあります。といっても、これまで後悔しなかったものはひとつもなかったんですけどね」

正直、とてもよく演じられているように思える。しかし満足できていないというのだ。自分に課したことは多そうだ。

「実は、最初はモデルというお仕事にも興味なくて、お芝居も『いつかやめられるからいいや』くらいのものだったんです。でもある作品で、同世代の共演者の方にすごく影響を受けて。いまはもっとうまくなりたいと思うし、楽しいとも思えます」

“理想”はあるが、恥ずかしくて言えないとか。愛ちゃん、インタビューを通して独自の雰囲気を漂わせるのだ。

「でも高校の友だちと一緒だと、ものすごく騒ぐこともあるんですよ(笑)」
(吉州正行)

  • 橋本愛

    1996年熊本県生まれ。2008年「HUAHUAオーディション」でグランプリ獲得。09年「Seventeen」ミスセブンティーン受賞。 12年公開映画『アナザー』。8/11(土)公開『桐島、部活やめるってよ』。10/6(土)公開『ツナグ』が控えている。最近の休日の過ごし方は「映画を見ますね。最 近は『GO』を観ました。今は撮影期間に入っちゃったのであまり観られませんが、前は2週間で12本とか観てましたよ」と愛ちゃん
  • 『Blood-C The LastDark』

    CLAMP×Production I.Gという夢のコンビネーションが作る、次世代ヴァンパイアアニメ。度肝を抜く表現に、緻密で奥深いストーリーが組み合わさった、見応えバツグンの作品!「いろいろな観方ができるエンターテインメントです!」と愛ちゃん。6月2日(土)全国ロードショー!

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