気になる“あのコ”のシゴトーク/78

長谷川潤「理解して、納得できれば」

2012.06.07 THU


長谷川潤さん、矢沢永吉が好きらしい。この取材の直前が矢沢永吉氏の取材だったことを告げると、「ホントですかー!ステキですね~」とすごいテンションに。日本人離れした見事なプロポーションと、エキゾチックなお顔立ち。その完璧さに身構えてしまうが、そんな親しみやすい側面を持つのだ。

そんな長谷川さんの最新のお仕事は、これまたかわいらしい、パンダのドキュメンタリー映画の、ナレーション。

「モデルと違って、見た目のことを一切気にせずに声だけに集中できるので、その点でやりやすいところもありましたが、逆に“声だけ”という緊張感は正直ありましたね。チャレンジでしたけど勉強にもなりましたし、少し自信も付きました」

タイトルは『51(ウーイー)世界で一番小さく生まれたパンダ』。ウーイーというパンダの赤ちゃんの成長を通して、知られざるパンダの生態に迫る作品だ。

「私、パンダのことは詳しく知らなかったんですよ。いることくらいは知ってましたけど(笑)。実はアメリカでのパンダって、そんなにメジャーじゃないんです。だからそれぞれに性格が違ったり社会があったりすることを知って、新鮮でしたね。とくに印象に残っているのは出産シーン。想像妊娠したり育児放棄があったり、人間と近いものがあるんですよ。作品を通してパンダが好きになりました」

なにせハワイ育ちで自然が好きな長谷川さん、動物が大好きだとか。しかし、ハワイ育ちであるがゆえに難しい部分もあったらしい。

「台本をいただいても、まず漢字が読めないですし、知らない単語だらけだったんです。だから読んで理解できるまで時間がかかりましたね。英語に触れてきた時間が長いから、日本語の方が私には難しいんです」

では、なぜそんな難しい仕事を選んだのか。そこには長谷川さんの、仕事に対する美学があるのだ。

「私、仕事についてはワガママなんです。全身全霊で気持ちをいれられるかどうか。自分にも、受け取る側の人にもウソをつきたくないから。理解して、納得できれば『頑張りたい』ってなるんです」

自分の中に確固たるモノサシがあり、それにそって仕事をしているのだ。そのあたりは、プライベートも同様。たとえば本なども、自分が学べるものを読むという

「いま読んでるのはアーユルヴェーダの本です。よく顔にオイルを垂らすマッサージは知っている人も多いかと思いますが、でもそれはほんの一部。すごく奥深いんです。ナチュラルに自分の体を元気にするというか。アーユルヴェーダーに限らず、まだまだ知らない事がいっぱいあるので、それを知っていくのはおもしろいですね」
(吉州正行)

  • 長谷川 潤

    1985年ニューハンプシャー州出身。2歳からハワイ島に移住。14歳にスカウトされ、16歳から東京でモデルの仕事を始める。ちなみにいま行きたいところは、「日本の世界遺産です。白神山地とか知床とか、これからですけど、小笠原とか行きたいですね!」
  • 『51(ウーイー)世界で一番小さく生まれたパンダ』

    中国の成都にある、パンダ基地で生まれた超未熟児パンダ“ウーイー”の成長を追ったドキュメンタリー映画がついにBD&DVD化! 知られざるパンダの生態や社会の仕組みを追った、見応えバツグンの一作。「聞くと、みんな感動するポイントが違うらしいんですね。私は出産のシーンでした。ひとりでも、恋人や家族とでも楽しめる作品です!」と長谷川さん。DVDは初回数量限定51オリジナルキューピー封入でポニーキャニオンより好評発売中。3990円

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