気になる“あのコ”のシゴトーク/79

大野いと「前よりは成長したって」

2012.06.14 THU


撮影:小島マサヒロ 衣装:Supreme.La.La. RANDA
“透明感”。そんな言葉はありふれた表現だが、あえて使ってしまうほどこの言葉が似合う女の子はそういない。透き通るような美しい肌に、見事なプロポーション、そして繊細なバランスのうえに整ったお顔立ち。大野いとちゃん、まさしく奇跡の16歳である。

そんな彼女の初々しい演技は2011年の初主演映画『高校デビュー』を観るのが早いが、最新出演作『愛と誠』での高原由紀役ではそれと対照的に、新境地を見せてくれる。

「台本もらったときは『えーっ!』となっちゃいましたけど、逆に振り切って演じられて、よかったというか。ただ正直なところ、私は役柄との共通点があった方がやりやすいタイプなので、何かないかと探しましたね。たとえば…“友だちが少ない”ってところとか(笑)」

三池崇史監督作品である本作は、70年代を舞台にした怒濤の不良“ミュージカル”エンターテインメント作品。妻夫木聡演じる“超”不良の大賀 誠は、武井 咲演じる“超”お嬢様な早乙女 愛との出会いが織りなす、硬派で男気たっぷりの純愛ストーリーなのだ。で、その間に割って入るのがいとちゃん演じる高原由紀。

「暗い過去を背負っているんです。劇中で『圭子の夢は夜ひらく』という昭和の歌を歌って、私にはすごく難しかったんですけど、ホントにそんなイメージというか」

そのあたりの話を突き詰めるとネタバレになるので避けるが、物語のキモとなる驚きの役どころ。そんな大役を演じた日々は、いとちゃんにとって大きな刺激になったらしい。

「三池監督はすごく新しいことが好きな面白い方で、だれかのアイデアを『やろう』と実現するようなアグレッシブさがあって。毎日がすごく楽しかったですね」

モデルもやり、女優業もこなすいとちゃんは、新しい挑戦にすごくやりがいを感じるタイプだという。

「でも、今は『ポージングのバリエーション増えたね』とか『怒鳴り方うまくなったね』とか、私を知っている人に『前よりは成長したね』といっていただけることが目標なんです」

謙虚に目標を語る16歳のいとちゃん、プライベートも、少しずつ“前進”しているようだ。

「最近、リンゴとアボカドがようやく食べられるようになったんです。リンゴは食感がダメで、アボカドは味がしなくてダメだったんですけど、最近あらためて食べたらめっちゃおいしいことに気づいて! 次はレバーを克服したいですね(笑)」

(吉州正行)

  • 大野いと

    1995年福岡県生まれ。2010年『Seventeen』専属モデルに。11年映画『高校デビュー』主演で女優デビュー。好きな男性のタイプについては「んー。私、優しくされたらすぐ好きになっちゃうんで…」といいつつ「やせ形よりポッチャリで、話していて楽しくて、スポーツができて」と、なかなか注文が多いのだ(笑)
  • 『愛と誠』

    三池崇史監督に、妻夫木 聡と武井 咲をはじめとする豪華キャストが送る(贈る)究極の“純愛”エンターテインメント。加えて笑いあり涙ありと、見応えバツグンに仕上がっている。「見どころはいっぱいあるんですけど、特にキャラクターの“濃さ”とセットの豪華さに注目してほしいですね」といとちゃん。6月16日(土)新宿バルト9他全国ロードショー!

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