英単語の暗記もラクラク

賃貸「屋上活用物件」増加中!

2012.06.21 THU


入居者専用の菜園が広がる「クルム浜田山」の屋上。年に2回ほど、住人に向けた専門業者による家庭菜園のワークショップなども開いている
画像提供/コプラス
住人の共用スペースとして「屋上」を積極活用する賃貸物件が増えている。例えば、東京都杉並区の賃貸コレクティブハウス「クルム浜田山」では屋上に家庭菜園の畑を設け、1世帯1区画のスペースを住人に割り当てている。利用料は無料で、好きなものを自由に育てることができるとか。また、名古屋市中区の「MT栄」や大阪市北区の「エルヴェール シス」など、最近では屋上にドッグラン広場を設ける賃貸マンションも多い。家賃はそれぞれ1LDK8.7万円(MT栄)、1LDK8.2万円(エルヴェール シス)とお手頃だ。高級物件ではなく、普通の賃貸物件が積極的に屋上を開放する背景について、屋上緑化を推進する国際環境デザイン協会の鴨井明夫氏に伺った。

「背景には、空室対策と緑地化を推進する規制対応の2つがあります。マンションを新築する場合、建築物の敷地面積に対して一定の緑地を設けることが定められています。しかし、外構に花壇などを造ると建物自体のスペースが狭くなってしまう。そこで屋上を緑地化するケースが多いのですが、ただ緑を植えるだけでは面白くない。せっかくなら家庭菜園やドッグランなど、住人に対するホスピタリティを高める設備を造り、借主に対する付加価値を上げようという狙いです」

一方、中古物件の場合は、部屋のリフォームを行うついでに屋上も改修するケースが増えている。

「賃貸マンションのリフォームは10年から15年周期で行われます。その際、有効活用されていない屋上に家庭菜園のスペースなどを設けるケースが多いようですね。芝生などを植えるとメンテナンス費用がかかってしまいますが、畑なら比較的維持管理もラク。最近では『あわじ花』など、乾燥に強い植物を植えて、屋上を“庭園風”にする物件もあるようです」(鴨井氏)

ほかにも花火見学やバーベキューなど屋上ならではのお楽しみは多い。次に引っ越すなら「屋上」に注目して選んでみては?
(榎並紀行)


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