願いのピノ・四葉ミルキー…

ラッキーお菓子がこんなに増加中!

2012.08.05 SUN


1.「コアラのマーチ」の、通称『まゆ毛コアラ』。2.「カールおじさん」(左)・「ケロ太」(中央)・「雪だるま」(右)の形をした『キャラカール』。3.新発売「竹になった たけのこの里バー」。通常は笹の葉1枚(左)だが、数十本に1本の割合で笹の葉2枚(右)が入っている。4.「四葉ミルキー」(C)FUJIYA CO.,LTD, 5.「エビスビール」超レアラベルの鯛2匹バージョン。6.「パナップ」の「スマイルパナップ」。現在<ミニセレ>と<マルチパック>シリーズで展開
連日の猛暑…。アイス消費量が増える今日この頃だが、「ピノ」にはちょっと変わった形があるという噂を耳にして、森永乳業に問い合わせをしてみた。

「ピノには通常の形と違った形が存在します。“願いのピノ”と名づけていますが、どんな形かは内緒です」

実はこれ、「シークレット菓子」と呼ばれるもの。各社から販売されているお菓子類の中には、通常のバージョンとは違った形や絵柄などが混じったものが時々含まれているのだ。手間もコストもかかりそうなのに、一体何のために?

「ミルキーには通常の包み紙のほかに、四葉のクローバーが描かれたものがあります。 2001年に発売50周年を記念して、話題づくりにもつながればと思い企画しました」(不二家)

他のメーカーでも、話題づくりが目的なのだろうか? “キャラカール”と呼ばれる、違った形のカールをシークレットとして企画している明治製菓は「2001年、キャンペーン期間中に作ったところ好評だったので、今でも続けています」と説明。ということは、シークレット菓子はメーカーが狙って仕掛けたもの?

しかしロッテは「噂から生まれた偶然の産物で、メーカーが企画したものではないんです」と回答。『「コアラのマーチ」には“まゆ毛コアラ”が入っている』という話は耳にしたことがあるだろう。この“まゆ毛コアラ”、そもそも発売当初に12種類あった絵柄のうちのひとつにすぎなかったそう。顔に描かれた眉間に寄ったシワがまゆ毛に見えるということから、発売4年後の88年頃、当時の女子高生の間で“まゆ毛コアラ”と呼ばれるように。さらに『“まゆ毛コアラ”を見つけると幸せになれる』と噂が発展して、話題になったとのこと。

このようにシークレット菓子には、「意図して企画したもの」と「噂から生まれたもの」があり、前者の多くは2000年以降に誕生している。これはフルタ製菓の「チョコエッグ」において、おまけを手がけた「海洋堂」が“シークレット”を混入したことと関係が深い。2000年に始まった、このシークレット企画以降のチョコエッグのヒットにより、「シークレットアイテム」という言葉が市場に定着。そのため各社で通常ラインナップ外のものを混入させる手法が取り入れられるようになったようだ。ちなみに混入の確率は非公開のメーカーがほとんどで、文字通り秘密のベールに包まれている。

いずれにしても、各社一様に「ゲーム感覚でドキドキ・ワクワク感を楽しんでもらいたい」とのこと。あなたも運試しに探してみてはいかが?
(山下陽子/Office Ti+)

※この記事は2010年08月に取材・掲載した記事です

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