次代を創る!驚異のチャレンジ25連発

鳥のように空飛ぶジェット機男

2012.08.13 MON


写真:Breitling/AP/アフロ、取材・文:吉原徹(サグレス)
JETMAN/イブ・ロッシー

2012年5月2日。ブラジル・リオデジャネイロの人々は、はるか頭上を舞う不思議な影をじっと見つめていた。その影はコルコバードの丘のキリスト像をかすめ、時速290kmものスピードで大空を旋回する。鳥か? 飛行機か? いや、彼こそが「JETMAN」だ! 11分間の飛行を終え、パラシュートでコパカバーナビーチに舞い降りたのは、「JETMAN」ことイブ・ロッシー氏(52)。元戦闘機パイロットという経歴を持つスイス人冒険家だ。

幼いころから大空に憧れていた同氏は、ジェットエンジン4基を搭載した幅約2.5mのカーボン製の“翼”を開発。2006年にこの“翼”を背負って約5分40秒の飛行に成功し、人類で初めて“ジェットエンジンを背負って飛んだ男”になった。

さらに「JETMAN」は私財を注ぎ込んで翼の研究開発と自身のトレーニングを重ね、2008年にはドーバー海峡横断飛行を成功。2011年には、グランドキャニオン上空で8分間のフライトもキメている。「鳥のように、自由に空を飛びたい」。有史以来無数の人々が思い描いたであろう人類の夢に、誰よりも果敢に挑戦する男。それが「JETMAN」なのだ。

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