日本人世界チャンピオンに直撃!

遊び方多様化!ヨーヨーブーム再燃

2012.08.26 SUN


右上で全身黒い洋服に身を包みヨーヨーのレクチャーをしているのがBLACKさん。1回参加するだけで基本的な技は身につくそう。もしうまくできなくても、ヨーヨー片手にお客さん同士でワイワイ飲むだけでも盛り上がりそうだ
R25世代なら子供のころ一度はハマったヨーヨー。そのヨーヨーに再びブームが来ているという。たしかに、YouTubeなどの動画サイトを見てみると、ヨーヨーのプレイ動画はかなりの人気! 世界大会のプレイ動画では30万回以上の再生回数を誇るものもあり、音楽にあわせて繰り広げられる技の数々は、もはや僕らが昔遊んだヨーヨーを超越した神業ばかりなのだ。

このあまりにスゴすぎるプレーヤーたちが集うヨーヨーの世界大会。どのように行われているのだろう?

「年に一度フロリダで開かれるフリースタイルの世界大会は、技の完成度を競う5種類の技術部門と、芸術性・独創性を競うアーティスティックパフォーマンス部門をあわせた計6種の競技に細分化されていて、通常3分間の自由演技で行います。日本人は参加者数もアメリカに次いで2位、成績もトップクラスなんですよ」

そう教えてくれたのは、日本人でヨーヨー世界チャンピオンに2度輝き、唯一のシルク・ドゥ・ソレイユ認定ヨーヨーアーティストでもあるBLACKさん。この世界大会、20カ国以上が参加しており、参加者も年々増加しているそう。参加者が増えるにつれ、トリックも進化していくというわけだ。

そしてもうひとつ、昔では考えられないようなトリックを実現可能にしているのが、ヨーヨーそのものの進化。昔のヨーヨーは固定された中心軸にヒモを巻き付けただけだったが、競技用ヨーヨーの中心は空回りするベアリングになっている。ヨーヨーが伸びたヒモの先で空回りする「スリーパー」といわれる状態を、このベアリング付きの競技用ヨーヨーではなんと20分もの長時間キープすることが可能になった。価格は約1万円からで、油をさすなどのメンテナンスも必要。もはや単なるおもちゃではなく、一流のアスリートが使う道具といった趣。何度もプレイして、その人の手にしっくりとなじむヨーヨーを見つけることが大切なので、重さや素材なども多様化しているんだとか。

また、ブームの再燃にともないその楽しみ方も細分化されている。ショーはもちろんのことヨーヨー漫談なるものまで登場しているそう。なかでもオススメなのがBLACKさんが主催するヨーヨーBAR。

「ダーツのようにヨーヨーを楽しめる大人の社交場として月に1度のペースで開催しています。お客さん同士での親睦も深まりますし、ドリンク代だけで世界チャンピオンにヨーヨーを習うことができますよ。ヨーヨーは、不器用でもコツさえつかめば誰でも上手になれるので、ぜひ一度試してみてください」(BLACKさん)

この秋、童心にかえってまったく新しいヨーヨーに夢中になるのもいいかもしれない!
(有栖川匠)

※この記事は2011年09月に取材・掲載した記事です

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