思わず欲しくなる!

植物の造形が美しい透明キューブ

2012.09.18 TUE


一番人気はタンポポの綿毛。今年は猛暑のためタンポポが不作だったこともあり品薄だそうだ。中の植物はドライフラワーを扱う業者から仕入れるほか、吉村さんが自ら採集したものも一部あるそう。ちなみに吉村さんの本職は広告代理店のコピーライター。オフの時間をつかって「宙 -SOLA-」の活動をしている
東京の小石川植物園で、世界最大の花「ショクダイオオコンニャク」が咲いたときに、見物客が殺到して大行列ができた。この花のように“世界最大”という謳い文句がなくても、植物の中には色や形など「どうしてこうなった?」と頭をひねってしまうものが多い。

そんな植物の不思議な造形をじっくりと手元で眺められるアイテムが「SOLA CUBE」だ。1辺が4cmの透明なアクリル製の立方体の中に、植物の花や実などが、そのままの形で閉じ込められている。上下左右から自由に観察できて、まさに立体的な植物図鑑。

小さな光沢のある花びらのカイガラソウ、緑色のハリセンボンのようなルリタマアザミ、猫じゃらしとも呼ばれるハマエノコロ、色鮮やかな花のセンニチコウ、ヒトデのようなスターアニスなど、ラインナップされている植物は、どれも特徴的な見た目のものばかり。

植物には、はかなくもろいものというイメージもあるが、キューブに閉じ込められた植物は、ドライフラワーのような状態なので、ずっとそのままの姿が維持される。素材のアクリルも耐久性があるので、よほど乱暴に扱わない限り壊れることはない。

SOLA CUBEを考案した吉村紘一さんは、旅先などでいつも珍しい植物を探してきては、キューブにできないか試しているそうだ。少しずつ種類が増え、現在は40種類近くのラインナップがあるが、製造過程で色が変わったり形が崩れたりして、キューブ化できなかった植物はその数倍に上る。

手元でSOLA CUBEを眺めていると、植物の姿形に魅入られてしまい飽きることがない。デスクに置いておくと、煮詰まったときの気分転換にピッタリかも?
(青山祐輔)

※この記事は2010年11月に取材・掲載した記事です

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