思わず欲しくなる!

駅名表示を再現した山手線メジャー

2012.10.18 THU


開発のために藤沢さんは、休日をつぶして各路線をひと駅ごとに回り、駅名表示板を撮影して回ったとか。もともとお菓子メーカーだったハートは純粋な玩具の開発や販売は初めてのことのため、販売ルートもすべて藤沢さん自身が開拓した。現行のトレインメジャーはすべて製造終了だが、改良版を現在開発中とのこと
山手線のとある駅の売店で、鉄道車両を模した小さなオモチャを発見した。手に取ってみると、それはミニカーではなく実は文房具。正体はなんと車両型のメジャーだった。興味本位で購入して、あとからじっくり見てみたら、想像以上のデキの良さに驚いた。

このアイテム、ハートから発売された「トレインメジャー山手線」といって、その名の通り山手線をメジャー化したもの。ボディは車両をデフォルメしたもので、目盛りには山手線のすべての駅名が外回りの順番にプリントされている。

オモチャながらにJR東日本による監修を受けており、プリントされている駅名はひらがなと漢字の表記の違い、矢印の向きなど、実際の駅にある駅名表示板を忠実に再現している。

ちなみに、到着した駅で開くドアが進行方向に対して左側か右側か、駅によって異なるため、駅ごとに矢印の向きがバラバラになっている。デザイン上の統一性よりも実物の駅名表示板の再現性にこだわったというわけだ。

この製品を開発した藤沢隆志さんは自身もいわゆる“鉄”で、トレインメジャーの企画や開発、設計をすべてひとりで行ったそうだ。メジャーに印刷してある駅名表示板も、藤沢さん自ら山手線の全駅を回って駅名表示板を撮影したものをもとにしている。

現在では山手線の他に、京浜東北線、総武線、京葉線、中央線、大阪環状線、新幹線N700系の6路線が発売済み。各路線の駅売店を中心に販売しているが、すでに生産終了のため、いくつかの路線は入手困難とのこと。店頭で見かけたら迷わず購入することをオススメする。
(青山祐輔)

※この記事は2011年01月に取材・掲載した記事です

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