気になる“あのコ”のシゴトーク/91

村川絵梨「お芝居って楽しい!」

2012.09.13 THU


撮影:堀清英
映画『人生、いろどり』の舞台は、四国。高齢者の増加と野菜の不作でやせ細る村で、“葉っぱを売る”という新たなビジネスを思いついたひとりのおばあちゃんを、実話をベースに描く葛藤と成功の作品だ。主演の吉行和子さん、脇を固める富司純子さん、中尾ミエさんという名だたる大女優の豪華な共演が見ものなのだが、そんななかにあって、村川絵梨さんの存在は実に若々しく、輝いている。

「男っぽい性格で、私はこういった役柄の経験があまりなかったこともあって新鮮でした。男の世界で戦う女。軽トラに乗っていてクールで流されないような」

市場で働く仲買人という役柄だ。葉っぱを売ることに対し懐疑的であったものの、やがては協力していく。そのドラマは実に胸を打つ仕上がりだが、大女優に囲まれて萎縮しなかったのだろうか。

「最初は緊張しました。ただ、同じ空気を現場で共有させていただけて、光栄に思えることの方が大きかったです。皆さんとても親切で、和やかな現場だったと思います」

大先輩には当然及ばないが、村川さんも着実にキャリアを積んできている。現在は女優として華々しい活躍を見せているが、もともとは歌手を目指していたという。

「歌手としてやっていたときはグループだったので、正直“一部”という感じがあったんです。ひとりで初めて仕事をしたのが、初出演初主演の映画で、急に責任が重くなって。でもそれがすごく楽しくて、『もっと羽を伸ばしたかったんだ』と気づいたんです。それまで人とうまく話せなかったのが、お芝居をしているときは、唯一、人とコミュニケーションが取れている気がして」

NHKの連続テレビ小説の主演を務め、芝居に目覚めていく自分が見えたという。終始自分の言葉で、はつらつと話してくれる絵梨さんを見ると、いかに仕事が楽しいのかがよくわかる。よって、恋愛はもちろん結婚すらだいぶ先になるかも?

「結婚願望、実はぜんぜんないんです。結婚って何がいいんだろう?って(笑)。でも『こんなところがいい』っていうのを誰かが見せてくれたら、変われる…かも?」
(吉州正行)

  • むらかわ・えり

    1987年大阪府生まれ。2004年「ロード88 出会い路、四国へ」で主演し、女優デビュー。ちなみに休日の過ごし方は、「『休みだ』ってなったら、いっぱい友達と会って飲んで、ひたすら寝ます。その切り替えが好きで。でもそろそろ25歳になるので、生活リズムを変えてウォーキングしたり。健康に気を遣いたいですね」
  • 『人生、いろどり』

    葉っぱを売って、年商2億円。四国の小さな町で起こる奇跡を描いた、心温まるストーリー。「この作品を観て両親のことに思いを巡らせて、おじいちゃんやおばあちゃんに“プレゼント”するにもピッタリ。ぜひ若い人にも楽しんでほしいです」と村川さん。9月15日(土)ロードショー!

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