世界最大のプールは東京ドームの約2倍

世界各地に「絶景プール」続々

2012.09.20 THU


大阪道頓堀に、2015年開業を目指して全長1kmのプールを造る…この夏、そんな発表が話題になった。大阪の街中を泳ぐ様子を想像すると、ワクワクするという人も多いのでは?

実現可能かどうか気になるところだが、世界を見回してみると、すでに多くの“おもしろプール”があるらしい。ということで、水泳による健康増進を推進する「水夢王国」の主宰者で、プール事情に詳しい藤木太郎さんに聞いてみた。

「例えば、シンガポールのリゾートホテル『マリーナベイ・サンズ』には、地上57階からの絶景を望む世界最“高”のプールがあります。景観を活かしたものでは、フランスのセーヌ川に浮かぶ天井開閉式の『ジョセフィン・ベーカープール』もおもしろい。チリのリゾートホテル『サン・アルフォンソ・デル・マル』には東京ドームの約2倍=8万平方メートルのプールがあり、まるで湖のようです」

うーん、どれもすごいロケーション。藤木さんによると、ろ過と滅菌の技術革新により、多様なプールが生まれたとか。世界最古のプールは紀元前3000年、インドで造られた沐浴場で、日本では1707年、尾張の徳川吉通が江戸藩邸に木造の水泳場を造らせ、水練を始めたのが最初だそう。

「初期のプールは、水が汚くなったら栓を抜いて入れ替えていました。現在では循環ろ過装置が進化し、滅菌についても塩素だけでなく、オゾンや紫外線など、環境に合わせて多様な方法が開発されているんです。きれいな水で泳ぎたい人は、来年4月に改修が終わる『東京体育館屋内プール』がオススメ。水質管理が抜群で、水がないと錯覚するほどの透明度です」

ちなみに、国内のおもしろプールを見てみると、福井県の『芝政ワールド』に日本海を望むロケーションを活かした「波の出るプール」があり、おまけに世界最大級の浮き輪スライダーも。子どものころ以来、プールに行っていないというアナタ。世界は無理でも、まずは日本の進化系プールから楽しんでみては?
(西田友紀/blueprint)


  • 地上57階の最“高”プール マリーナベイ・サンズ(シンガポール)

    2010年6月、シンガポールのリゾートホテル「マリーナベイ・サンズ」の屋上(地上57階)にオープンした世界最“高”のプール。見晴らしがよく、まさに空中を泳いでいるかのような感覚を味わうことができる
  • 高さ41mのスライダー インサーノ(ブラジル)

    ギネス認定・世界最“高”地上41mの高さを誇るウォータースライダー「インサーノ」があるのは、ブラジルの遊園地「ビーチパーク」。ほとんど落ちるようにして滑る様子を撮影した映像が、動画サイトで確認できる。見ているだけで身震いする怖さと爽快感は、さすが世界一?
  • 長さ1013m! 世界最大の海水プール サン・アルフォンソ・デル・マル(チリ)

    チリ・サンティアゴの海岸にあるギネス認定・世界最大の海水プール。最長部は1013m、最深部は3mという規模で、ダイビングやサーフィンも可能。水の容量は1000万Lに及ぶが、最新の浄水システムできれいに維持されている

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト