気になる“あのコ”のシゴトーク/93

伊藤クリス「全部通過点にしたい」

2012.09.27 THU


撮影:堀清英
伊藤クリスさんは、フランス人の母と日本人の父を持つハーフだそうだ。整った目鼻立ちにすらりと伸びる肢体が実に美しい。そんな彼女に“本業”を訪ねると、一拍置いてからこう答えた。

「いろいろやってるんですよね。でも自分の中で、メインは歌なんです」

歌についてたっぷり語ってもらう前に、“いろいろ”の中身が実に面白いのだ。モデルにDJにTシャツなどのデザイン、衆議院議員の秘書(現役)…。なんとも多彩なのである。

「議員秘書以外は、クラブや友達の横のつながりが仕事になったような感じです。興味があることをやらないで後悔するのがとにかく嫌で。だから将来“こう”なりたいというのはなくて、やりたいことをやるスタンスを貫けば、自ずと上がっていけるというか。全部通過点にしたいですね」

だが、あくまで本業は歌と定めているのだ。

「小さいころから親が洋楽を家でガンガン流していて、それにあわせて歌って踊っていたのが、歌を好きになったキッカケですね。高校のころ軽音部に入って、そのままプロの道へ。ホリプロに入ってTasty Jamというユニットで2002年にデビューしたんですよ」

その後バンドは解散し、そこからクリスさんの才能が爆発。様々な活動に乗り出した結果が、先に挙げた“いろいろ”に発展。冬には再びバンドでデビューをひかえているという。

「『Van-Quish』というバンド名で、元ECHOESの伊藤浩樹さんと組んでやるデジタルロックです。海外でのライブ活動を中心にやっていこうと考えていて、すでにいくつか会場も決まっています。海外って見る目がシビアだし、そこで評価されれば日本でも受け入れられるかなって」

やりたいことがあって、ぶれないのだ。クリスさん自身がそうであるから、男性に関しても、そういった姿勢を求めるようだ。

「昨日と違うことを平気でいえる人って、信用できないじゃないですか。政治家さんなんかもそういう人がいますけど。状況や相手によって意見を変えたりできるということは、何かあったときに自分で結論が出せない感じがするので」(吉州正行)

  • 伊藤クリス

    パリ生まれ。2003年にTasty Jamのメンバーとしてデビュー。DJや政治家秘書など、活動は多岐にわたる。今やりたいことは「DJの活動に関していえば、クラブって風営法上とってもグレーで、そのあたりが“悪”ととらわれたりする一因になってると思うんです。法律の改正を求めた署名を集めても現状そんなに効果がないので、今ある“仕掛け”を内部から考えているところです!」

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