10月は新そばの季節!

今年こそ粋なそば屋デビュー

2012.10.03 WED


僕も早速、そば屋で「そば味噌」片手にちびちびと。老舗の凛とした雰囲気で、酔い方も少し上品になった気が…。もちろん、そばのうまさは言うまでもないです
サラリーマンにとって、そばと言えば「立ち食いそば」が主流。「早い、安い、うまい」の3拍子がそろった立ち食いそばもいいけど、そろそろ本格的なそば屋デビューを考えてみてはいかがでしょうか? くしくも10月は、新そばが味わえる絶好の時期。この機会を逃す手はない! ということで、今回は「蕎麦Web」編集長・片山虎之介さんに、本格そば屋でのルールや粋な振る舞いを教えてもらいました。

「基本のルールは一つだけです。他のお客さんに迷惑をかけないこと。大声で談笑しないとか、待っている人がいたら早めに席を空けるなど、至って普通のことです。あとは自分の好きなように、お酒や料理を楽しんでください」

…あれ、もっと厳しいルールがあるのかと思っていましたが、意外に自由なんですね。ところで、粋な大人といえば、そば屋でお酒を嗜んでいるイメージがあるんですが、お酒を飲む際のルールはありますか?

「基本的には好きなお酒を頼んでOK。ただ、お店によって日本酒しか置いていないところもあるので、好きなお酒があるか事前に確認しておいた方がいいでしょう。おつまみは『蕎麦味噌』や『板わさ』などの、そば屋の定番を食べてもらいたいですね。メニューに載っていれば『天抜き』という、天ぷらそばのそばを抜いたメニューもオススメです」

「天抜き」は、てんぷらそばを食べながら酒を飲んでいるとそばがのびてしまうので、そばつゆが染み込んだ天ぷらをつまみに酒を飲み、最後にそばだけを頼んで食べるために考えだされたのだとか。通っぽいメニューです! 全体の流れとしては、お酒とおつまみを楽しんでから、締めにそばをいただくと聞いたことがあるんですが?

「確かに、締めにそばを食べるという楽しみ方をしている方は多いですね。ただ、R25世代であれば、最初に『もり』を食べて、お酒、おつまみ、締めに『天ぷらそば』などの『種もの』というスタイルもいいでしょう。おつまみなどの濃いものを食べたあとで淡白なそばを食べても、繊細な味を感じにくいので、最初に食べるのもありです」

そばで始まり、そばに終わる。これなら、味わいを堪能しつつ、お腹も満足できそうですね。最後に、そば屋を楽しむ際の心構えを教えてください。

「そば屋はあくまで『そば』が中心の店です。店主は、おいしいそばを提供することに力を注いでいます。そばの味わいは非常に繊細ですから、その味をしっかりと感じられるように、お酒を飲むときも節度を持ちましょう。ゆっくり、じっくり飲んで、主役のそばを楽しんでください」

店主の「そばを食べてもらいたい」という想いをしっかりと汲み取った行動ができてこそ、粋な男ということですね。くれぐれもそば屋での飲みすぎ、騒ぎすぎにはご注意を!
(船山壮太/verb)

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