始めるならこの時期がチャンス!

初心者もすぐできる秋の家庭菜園術

2012.10.02 TUE


秋は夏に比べて涼しいため比較的、園芸作業がしやすい季節だそう。冬に向けて鍋や漬物に活用できる白菜など人気のようだ
近年、老若男女を問わず注目度が高い「家庭菜園」。初心者にも人気のミニトマトやピーマン、きゅうりなどだが、夏野菜のシーズンはすでに終了…。秋から家庭菜園にチャレンジするのは、難しいのだろうか?

「そんなことはありません。春夏に比べて気温が低いこの時期は、家庭菜園を始めるメリットが多くあります。まず、涼しいので園芸作業が行いやすいこと。さらに、湿度が低く風通しがよいため、病害虫の被害に遭いにくいことや、夏に比べて水やりの頻度が減るため、管理しやすいことが挙げられます。春夏の本格的な園芸シーズンを迎える前の準備期間としても、秋は初心者が始めるには絶好の季節だと思いますよ」

そう教えてくれたのは、オーガニックガーデナーでQ-GARDEN代表の小島理恵さん。さっそく何か栽培してみたいけど、秋にはどんな野菜が向いているの?

「秋に種まきできるものとしては、キャベツやハクサイ、ホウレンソウ、リーフレタスなど、葉もの野菜が多いですね。なかでもおすすめはコマツナ。一年中、どのタイミングでも栽培でき、初心者でも育てやすいのが特徴。ジャガイモやカブ、タマネギといった根菜類や、ソラマメやエンドウなどマメ科の野菜も秋から育てられます」

冬に向かう季節でもけっこう、いろいろな野菜を育てられるんですね。では、初心者でも栽培に失敗しないようにするコツは?

「種を買うときには、栽培条件の表示をよくチェックすること。原産地の気候に似た環境で栽培するのが上手に育てるコツです。自宅のベランダで栽培するなら、朝日と夕日のどちらが当たりやすいか、日陰の割合は多いか、湿度はどうか…など、環境を把握したうえで、その環境と生育条件がマッチする野菜を選ぶといいでしょう。たとえばコマツナやネギは多少日陰が多くても育ちやすいんですよ」

とはいえ、涼しい時期ならではの注意点も。

「種から栽培する場合、初夏であればほとんどの野菜は1週間程度で発芽するのですが、秋から始めると発芽まで10日~2週間ほどかかることを覚えておきましょう。初心者向け野菜の代表であるハツカダイコンも、秋冬は収穫までに20日以上かかります。『失敗したかな?』と焦らず、のんびり楽しんでみてください」

寒さが本格化する前に、チャレンジしてみようっと!
(池田香織/verb)

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