10月18日は「冷凍食品の日」

自然解凍型冷凍食品が右肩上がり

2012.10.18 THU


上から時計回りに、「揚げずにサクッとさん ふっくら白身魚」(味の素冷凍食品)、「自然解凍でおいしい! 6種のサラダ」(ニッスイ)、「おはぎ」(イオン)
10月18日は「冷凍食品の日」って知ってました? 冷凍食品は、マイナス18度以下で貯蔵すれば1年間は品質を維持できる。このため、日本冷凍食品協会は冷凍の「とう(10)」と18にちなんで決めたんだそうです。

…なんていうトリビアはさておき、じつはここ数年、冷凍食品ワールドはずいぶん進化しているようだ。とくに注目されているのは、「自然解凍」というキーワード。朝、凍ったまま弁当に入れると、お昼頃には解凍され、おいしく食べられるという商品だ。2011年の同商品の市場規模は、前年比約40%増の約316億円と躍進している。

「ひと昔前のイメージと違って、今は製造技術が進化し、『冷凍だからおいしい』という時代。とくに、自然解凍の食材は“弁当男子”にも好評のようです。また、電子レンジを使わないので、節電という意味でも注目を集めていますね」(『冷食タイムス』編集長・去石誠一さん)

各メーカーも軒並み力を入れている。自然解凍商品で約4割のシェアを誇るのは味の素冷凍食品。

「現在、16種類の商品を販売。白身魚フライやコロッケなど、サクッとした食感が自然解凍でも楽しめる『揚げずにサクッとさん』シリーズが好評です」(マーケティング企画部・大田茂さん)

自然解凍商品のパイオニア、ニッスイは「売り上げは5年間で約35%アップ。『自然解凍でおいしい!』シリーズは、和惣菜やサラダが人気です」(広報課・梅村典克さん)

一方、イオンでは今春から専売ブランドとして、おはぎや大福などの和菓子を自然解凍で食べられる商品を販売している。

「冷凍の場合、保存性を考慮しなくてもいいので、砂糖の量を減らして『おいしさ』だけを追求できるんです」(コーポレート・コミュニケーション部・一海徳士さん)

このように、多彩かつグルメ化している冷凍食品の世界。どこまで進化しているのか、ぜひ試してみてください。
(石原たきび)


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