ボクサーパンツが無料で届く

広告入りパンツ「フリパン」、反響は?

2012.11.08 THU


実際に届くパンツの一例。まとまったデザインで、これなら違和感なく履けるかも?
パンツ――それは、病めるときも健やかなるときも、ともに過ごすもの。そんな生活必需品のパンツが無料でもらえるサービスが登場し、話題になっている。

それが、今年8月にスタートした「フリパン」。無料の会員登録をするだけで、月に最大7枚のボクサーパンツが自宅に届く…ということだが、どんな仕組みで運営しているのか? フリパン運営事務局の石黒さんに聞いてみた。

「お届けするパンツの右腿の部分に、広告がプリントされています。会員登録時に年収や趣味などのアンケートにお答えいただき、広告主のターゲット層に一致する方にパンツが配送されるという仕組みです」

広告の種類は、不動産や保険、ギャンブル、オンラインゲームなど、20代~40代の働く男性に向けたものがメインだそう。気になるパンツ本体はというと、綿95%・ポリエステル5%の通気性がいいボクサータイプで、実用性も十分だ。そもそも「パンツに広告」という突飛に思えるアイデアは、なぜ生まれたのだろう?

「パンツは1日に何回かは目にするものですし、男性だと半年くらい捨てないですよね。『実用性があり、広告効果が長続きするチラシ』という位置づけなんです。また、広告などを通じてある商品に7回接触すると、購入確率が上がるという、『セブンヒッツ理論』にも基づいています」

実は計算されたサービスだった「フリパン」は、登録開始の翌週には3万人、翌々週には5万人、現在は10万人と、会員数は右肩上がり。初回発送が9月末に行われてからは、届いた人が着用した写真をSNSにアップするなど、盛り上がっている様子。広告主も「口コミで話題になってうれしい」と話しているという。今後の展開は?

「“ターゲット層に当てはまれば配送する”というサービスの特性上、ご登録いただいても、なかなかパンツが届かないユーザー様が出てきます。さらに広告主を増やして、より多くの人に配送できれば。『無料の靴下やTシャツも展開してほしい』というご要望も検討しつつ、ユーザー様と一緒にサービスを作っていきたいですね」

パンツに靴下、そしてTシャツ。サービスの内容がさらに広がっていけば、僕らが“歩く広告塔”になる日が来るかも?
(西田友紀/blueprint)

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