ホエールウォッチング、みかん狩り…

冬こそ行きたい! 離島の楽しみ方

2012.11.12 MON


鹿児島県奄美群島:あまみシマ博覧会(奄美黒糖焼酎・喜界島酒蔵見学&記念ボトル作り) 写真提供:ぐーんと奄美(一般社団法人奄美群島観光物産協会 )
旅行をするときは、ついメジャーな観光地を選びがちだ。でもたまには、冒険心をくすぐる場所にも行ってみたい。しかも、できれば国内で見つけたい! 

そんな人たちから近年、注目を集めているのが「離島」だ。ふだん味わえない食材や体験が観光客にウケ、旅行会社がツアーを企画したり、11月24日・25日には「アイランダー2012」という離島に特化した祭典が開催されたりと、じわじわと盛り上がりを見せている。

しかし、離島というと夏のイメージが強いもの。冬に行っても楽しめるんでしょうか?

「楽しめますよ。冬の離島を楽しむキーワードは、島固有の『体験』『自然』『伝統行事』の3つです」

とは、全国の離島振興に携わる財団法人日本離島センターの森田朋有さん。

「鹿児島県の奄美群島では、来年2月に『あまみシマ博覧会2013冬』が開催されます。奄美といえば黒糖焼酎が有名ですが、その蔵元『喜界島酒造』(喜界島)では、飲み比べもできる工場見学などが行われ、島の味を体験できるんです」

他にも、愛媛県松山市の中島では11月から3月までみかん狩りを体験できるそう。東京都の伊豆大島では、来年1月27日から3月24日まで椿まつりが開催される。

また、冬でも海の魅力を満喫したければ、東京都の小笠原で12月から4月頃に楽しめるザトウクジラのホエールウォッチングがおススメだ。

「ザトウクジラが長い胸ビレを水面にたたきつける様子や、体長15mもの巨体が海面上に躍る姿は、迫力満点ですよ」

また、北海道利尻島もおススメだという。雪化粧の利尻富士でスキーや温泉を楽しめるほか、海岸では、ゴマフアザラシを見られるかもしれない。

最後に「伝統行事」。長崎県五島列島の福江島では毎年1月の第3日曜日に、豊作と無病息災を祈願する民俗行事「へトマト」が開催される。体中をヘグラ(かまどのスス)で真黒にした青年がふんどし姿で町を練り歩き、長さ3メートルの大草履を山の神へ奉納する儀式が目にできる。

この冬は、これまで足を運んだことのない「離島」で、冬ならではの魅力を発見してみては?
(岡徳之/tadashiku, Inc.)

  • 長崎県五島市福江島:ヘトマト
    写真撮影:大戸清 /協力:五島ZINE編集部

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