オリーブ、どら焼き、タオル…ワインだけじゃない!

ユニーク「和製ヌーボー」登場

2012.11.15 THU


(右)「ピエトラ・コロンビナ・エキストラバージンオリーブオイル」、(左上)「コットンヌーボー」、(左下)「みかさヌーボー」
11月の第3木曜は「ボジョレー・ヌーボー」の解禁日。“ヌーボー”はフランス語で“新しい”という意味だが、最近はワイン以外にも様々な「〇〇ヌーボー」が登場しているらしい。

最初に紹介するのは、「オリーブオイル」の“ヌーボー”と呼ばれる「ピエトラ・コロンビナ・エキストラバージンオリーブオイル」。

「オリーブの収穫が始まる10月下旬頃からの約1カ月間に採れる“早摘みの実”だけで作っています。フレッシュな風味が特徴です」(日清オイリオグループ・大貫朋美さん)

また、お菓子業界には「どら焼き」のヌーボーがあるとか。

「『みかさ(関西でのどら焼きの別名)ヌーボー』は“新小豆”のみで作った餡を使っています。普通、お菓子作りでは前年の小豆がなくなり次第、徐々に新小豆に切り替わるので、新小豆のみを使った餡は珍しく、柔らかさも格別です」(青木松風庵・青木智子さん)

さらに、毎年違う“感触”を楽しめる「タオル」のヌーボーまで!

その名も「コットンヌーボー」。

「タオル業界では、異なる年度や産地のコットンを混ぜて品質を安定させる手法が主流ですが、コットンヌーボーは同じ地域のその年に採れたコットンのみを素材としています。“新綿”だけを使うタオル作りは私たちの挑戦でもあるんです」(池内タオル・池内計司さん)

また、“日本酒のヌーボー”と呼ばれる「立春朝搾り」は、本家ヌーボーよりすごいとか。新米を使うのはもちろん、毎年立春(2月4日)の朝に“搾りたてのお酒”をその日のうちに飲むというもの。

「通常、日本酒は気候に合わせて“搾り”を行うのですが、立春朝搾りは杜氏さんが相当神経を使い、搾りの日を立春に合わせています。まさに杜氏さん渾身の酒なんです」とは日本名門酒会の川田淳一さん。

それぞれの作り手さんの“新しさ”へのこだわりが詰まった〇〇ヌーボー。その熱い思いを感じてみては?
(オカモト犬助/short cut)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト