B級グルメとの相性もぴったり!

具は牛タン! 「ご当地肉まん」続々

2012.12.05 WED


2012年に発売された井村屋の「石巻焼きそばまん」。現地の「石巻茶色い焼きそばアカデミー」監修のもと、忠実にB級グルメ「石巻焼きそば」を再現した“逸品”だ
ほかほかの肉まんが心底食べたくなった瞬間に、本格的な冬の到来を感じるのは僕だけではないはず。

考えてみれば、ひと口に肉まんといっても、肉まんやあんまん、カレーまんなどの定番から、チョコまんやカスタードまんなどのスイーツ系、さらにハローキティ肉まんやスライム肉まんといったキャラものまで実に多彩。さらに調べてみたところ、日本各地には独自に進化を遂げた数多くのご当地肉まんたちがズラリとそろっている様子。以下、その一部をご紹介します!

○北海道/肉じゃがまん
肉じゃががぎっしり詰まった和風テイストの北海道らしい一品。

○北海道/よもぎまりもまん
ヨモギを練り込んだ緑色の生地をマリモに見立てている。

○宮城県/牛たん肉まん
牛タンをふんだんに使った仙台発のぜいたくなご当地肉まん。

○神奈川県/とろまん
三浦市三崎漁港名物の三崎マグロを使った海鮮系の肉まん。

○山梨県/鳥もつまん
2010年にご当地グランプリの祭典「B-1グランプリ」で優勝を果たした甲府鳥もつ煮を包み込んだ甘辛風味のご当地肉まん。

○静岡県/しずでんまん
静岡おでん×肉まんという変わりダネ。牛スジやウズラの卵、黒はんぺん、こんにゃくなどが入っている!

○京都府/古都ほかまんじゅう
牛肉のしぐれ煮やきんぴらゴボウ、柴漬けなどを具材にした風流な「牛肉しぐれ煮」味が個性的。

○島根県/いのっち
イノシシの肉を使った島根県飯南町のご当地肉まん。味だけでなくイノシシの形を再現したルックスがかわいい。

○福岡県/明太肉まん
ピリリとした辛みがアクセントの明太子入り肉まん。

まさに百花繚乱の様相を呈するご当地肉まんシーン。それにしても、なぜこれほどまでに多彩なバリエーションが誕生したのでしょうか。その理由を日本の肉まん界をけん引役であり、数多くのご当地肉まんを手がける井村屋に直撃してみると…。

「基本的に肉まんは、生地と具材からなるシンプルな食べ物。味がしっかりとしたおかずであれば、おいしいご当地肉まんができる可能性は十分にあります。一方、肉まんとして成立しにくいのは水分の多い具材ですね。手作りであれば手軽に試作品を作れることも、様々なご当地肉まんが生まれている背景にあるのかもしれません」と同社経営戦略・システム部の岩本さん。

なるほど。ちなみに井村屋がご当地肉まんを手がけたのは、いつ頃のことですか?

「最初のご当地肉まんは、2009年の横手焼きそばまん(秋田県横手市)ですね。当時のB級グルメブームの影響もあって、なにか面白い肉まんができないかと考えたのが開発のきっかけです。その後、2010年に富士宮焼きそばまん(静岡県富士宮市)、2011年に十和田バラ焼きまん(青森県十和田市)、2012年に石巻焼きそばまん(宮城県石巻市)を全国で発売。普通の肉まんでは飽き足らないというファンの方に好評をいただいています。今後も主役である肉まんを引き立てるユニークな脇役として、より良いご当地肉まんの可能性を模索したいですね」

全国各地のご当地肉まんには、現地でしか買えないものばかりでなく、通販できるものや井村屋のご当地肉まんのように全国各地で買えるものも! 今年の冬、ほかほかの肉まんが食べたくなったら、ご当地肉まんという選択肢もアリですね!

(吉原 徹/サグレス)

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