映画『源氏物語 千年の謎』に学ぶ?

「光源氏」の“めちゃモテ”テク

2012.12.25 TUE


『源氏物語』の作者、紫式部を演じる中谷美紀。『源氏物語』誕生の謎に迫る映画『源氏物語 千年の謎』
(c)2011「源氏物語 千年の謎」製作委員会
日本が誇る長編恋愛小説『源氏物語』。この物語の中で多くの女性を次々とオトしていくスーパーモテ男が主人公の“光源氏”だ。彼は超イケメンなうえに和歌の天才というムカつくほどに完璧な男。しかも天皇家の皇子で大金持ちって…そりゃあモテるよ!

「確かに光源氏がモテた大きな理由は外見とスペックですが、彼の恋愛には現代にも通じるテクニックが隠れているんですよ」とは、『源氏物語』の研究をされている実践女子大学の横井孝教授。それって“ただしイケメンに限る”話じゃないですよね? ぜひ教えてほしい!

「まず、光源氏は恋愛の守備範囲がかなり広かったんです。彼が関係を持った女性は、若い美女はもちろん、60歳の老婆にブサイクな女性と多種多様。彼はどんな女性も“女”として扱ったんですよ」

確かに理想ばかりを追いかけるよりは選り好みしないで攻めた方が良さそうだけど…懐深すぎ!

「しかも光源氏は結婚間際の女性や人妻相手の危険な恋にも果敢に挑戦します。女性としては『この結婚って正解なの?』と悩んでいる時に猛アタックされるので、つい彼になびいてしまうんです」

でも、やっぱりそれは光源氏が男前だからできたことなんじゃ?

「もちろんそれもありますが、彼のすごいところは危険を顧みずに女性の家に忍び込んで関係を持とうとすること。こうなると、女性は光源氏の外見以上に彼が演出するスリルに興奮して、気持ちが盛り上がっちゃうんですよ」

それって今だと犯罪では…?拒まれたら悲惨すぎるし。

「光源氏は“恋愛命”なので自分の身を滅ぼすような恋もしてしまいます。ただ、彼のように全身全霊で自分を愛してくれる男性は、女性の理想なのかもしれませんね」

光源氏をお手本にしたらモテるかも…と淡い期待を寄せてたけど、どうやらマネするにはそれなりの覚悟が必要みたいです…。
(オカモト犬助/short cut)

※この記事は2011年12月に取材・掲載した記事です


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